またまたきたってよ~嬉しいですね。
あと一ヶ月もすれば2歳未勝利戦のレースが増えてきますから、たくさん新馬の依頼があることは、先々のことを考えるとプラスであろうと。
今回紹介するアンシエルワープは馬も注目なのですが、馬主さんも注目。最近、武豊騎手が騎乗することが増えてきて、今後も増えていく可能性がある馬主さんです。
では、どうぞ。
武豊にアンシエルワープの騎乗依頼がきたってよ!!
photo credit: Einstein via photopin (license)
アンシエルワープの基本情報
生産はチャンピオンズファーム
馬主は前原敏行氏
栗東:小崎憲厩舎に所属する2歳牝馬がアンシエルワープになります。
馬名の意味は、「空(フランス語)+ワープ」で、空間移動のようです。
アンシエルワープの血統
父ゼンノロブロイは種牡馬としては苦戦しています。見栄えのする馬で好きな馬だったので種牡馬としても、活躍を期待しています。
母エリモハルカは現役時4勝を挙げ、オープンまで出世した馬。立派ですよね!!
牝系はスタミナたっぷりの血が流れています。また、母母の系統にはテスコボーイなんて名も浮かんできて、プリンスリーギフト系、万歳!!って感じです。懐かしい、古き良き血統という感じ。
父ゼンノロブロイ×母父○○のデータは調べましたが、まったく傾向がでなかったんです。馬の出来によるのだろうと。そこで、調教が気になると思うんです。
アンシエルワープの調教
7月10日栗東CW やや重 助手が騎乗して
5Fから67.2-51.6-38.2-12.4位置7馬なり
中エイシンディクティ一杯に5Fで0.4先行4F併せで併入
外ジャストセーブラブ強めと5F併せで0.2先着
7月15日栗東坂路 良 助手が騎乗して
54.4-39.2-24.7-12.4一杯
内エイシンディクティ一杯と併せで0.1先着
ここまでは、まずまずの動きです。最終追いきりが楽しみですね。
アンシエルワープのデビュー予定
7月25日中京競馬5R芝1400mを武豊騎手でデビュー予定です。
注目ポイント
前原敏行オーナーの馬に武豊騎手が騎乗した回数は過去五年で5回のみ。そのうち今年は、ここまで2回なんですが、厩舎の垣根を越えて依頼がくるようになってるんです。
・小崎憲厩舎からアンシエルワープ
・千田輝彦厩舎からエクストラゴールド
・牧浦充徳厩舎からエクレール
この中で注目すべきポイントは、普段あまり騎乗依頼がこない(今年はエクレールを含めて2回)牧浦充徳厩舎から依頼があったこと。
千田輝彦厩舎、小崎憲厩舎は武豊騎手が比較的、騎乗する機会の多い厩舎ですから、なんら不思議なことではないのです。ただ、ここに牧浦充徳厩舎が絡んでくると、話は別になってくる気がするんです。
これって、ポジティブなシグナルだと思うんですよ。厩舎を越えて同じオーナーの馬の騎乗依頼がくるってことは良い兆候だと思います。
まとめ
今後、武豊騎手と縁がありそうな予感のあるオーナーといった感じ。前原オーナーは今年のセレクトセールでも馬を購入していて、意欲が高い馬主さん。
あらたな援軍の誕生か、注目しておきたい関係ですね。