シャイニーダストの情報ってかなり前から出ていましたよね。あまり早い段階で情報がでるのも考えものですね。やきもきするというか、気になって待つのが大変だったりします(笑)。
シャイニーダスト、ディープインパクト産駒で、牝系は昔から活躍している血統です。昔からの競馬ファン、武豊騎手のファンには馴染みがある馬でしょうから、デビューを楽しみに待たれていた方が多いかと思います。
では、どうぞ。
武豊騎手でデビュ~!!シャイニーダスト
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シャイニーダストの基本情報
・生産は雅牧場
・馬主は小林昌志氏
・栗東:須貝尚介厩舎に所属する、2歳牡馬がシャイニーダストです。
馬名の意味は、「シャイニー(冠名)+スターダスト」とのこと。
シャイニーダストの血統
母スプリングネヴァーはダイタクヘリオスの半妹で、当時の良血馬と言っていいのかもしれません。すでに高齢となっており、血統的にも古い印象がありますが、数々の活躍馬を送り出した名繁殖といえます。武豊騎手にも縁があり、シャイニーダストの兄弟たちはコチラ。・ダイタクリーヴァ
・ダイタクバートラム
上記2頭とも、武豊騎手が騎乗して重賞勝利を果たしています。ダイタクバートラムは武豊騎手が騎乗し、天皇賞・春で1番人気に推されたほどの馬でした(結果は惜しくも3着)。
ディープインパクト×母父サクラユタカオーということで、どうしても母父サクラユタカオーが気になると思うんです。古さというところが、
ところがドッコイわりと走っているんです。
コチラのデータは、ディープインパクト×母父○○のデータです。
勝利数のランキングではサンプル数も少ないため21位ですが、勝率、連対率、複勝率は、ランキング上位と比較してもヒケをとりません。意外ですよね?「あれ~どんな活躍馬がいたっけ?」となる。
便利なネット競馬の使い方
この種牡馬と牝系の相性っていいのだろうか?どんな馬がいるのだろうか?調べたいときに便利なのが、ネット競馬ですね。データベースがあるので、様々なデータを調べることができます(会員でなくとも調べられる、無料です)。
このように調べたい対象の馬を入力していただいて、検索をポチッとな、と。すると先ほどの画面が出てくる。
ディープインパクト×母父サクラユタカオーは、ラッキーパンチのようなマグレあたりで稼いでいる数字ではないようです。活躍馬が複数いますし、データのサンプル数が少ないわりに、信頼してもよさそうな配合といえるのではないでしょうか。
この血統を広い意味でとらえると、サクラユタカオーの産駒であるサクラバクシンオーもディープインパクトとの間に重賞勝ち馬を輩出(ブランボヌール)。
先日行われた菊花賞では、ディープインパクトの全兄であるブラックタイド産駒のキタサンブラック(母父サクラバクシンオー)が勝ちました。
ディープインパクト×母父プリンスリーギフト系の配合は、悪くなさそうですよね。そうなると個体の出来にかかっているのかもしれません。気になるのが、シャイニーダストの調教。
シャイニーダストの調教
10月7日栗東坂路 良 畑端が騎乗して
54,7-39.9-26.2-13.3一杯
外エルリストン馬なりと併せで0.1先着
正直、坂路で動いているとは言えませんが、コースでも追われていますので、そちらの時計もどうぞ。
10月15日栗東CW 良 調教師(技術調教師の渡辺篤彦)が騎乗して
6Fから82.0-66.9-53.5-41.0-14.5位置5一杯
外クリノカルカソンヌ一杯と6F併せで1.0遅れ
10月21日栗東CW 良 武豊が騎乗して
6Fから83.7-67.2-52.6-38.9-12.8位置7馬なり
外クリノカルカソンヌ馬なりに6Fで0.9先行4F併せでクビ先着
当初は頼りなさを感じさせる調教でしたが、ここへきて良化しています。
15日と21日を比較すると全体時計が21日の方が遅いのですが、5F地点から比較すると15日(66.9)21日(67.2)それほど差がない。それでいて、終い1ハロンの時計は断然よくなっています(脚色や位置も21日の方がいいですね)。
まとめ
良化しているとはいえ、調教の動きからは強気になれませんが、武豊騎手と縁のある血統ですし、応援したくなりますね。
スプリングネヴァーの牝系は、これまで沢山の活躍馬を送りだしていて、競馬史にさんぜんと輝いています。活躍馬が綺羅、星のごとく居並ぶ血統から、シャイニーダストが誕生。輝きを放つことが出来るのか?今週のデビューが楽しみです。