今回ゲスト投稿をしてくださったのはペンネーム”たぁくん”様 。
この方はとにかく競馬に詳しい。もちろん武豊騎手のファンなのですが、競馬ファンってことをヒシヒシと感じます。
キズナの凱旋門賞を現地で観戦された方の貴重な記事になってます。
現地の観戦記ってあまり世の中に出ていませんから読んでいて「へぇ~そうなんだ~」ってなぐあいに新たな発見があるのではないでしょうか。
では、どうぞ。
ユタカとキズナの回顧録
photo credit: El cinco invertido via photopin (license)
ユタカとキズナのダービー
ものすごい拍手です!!
豪快に大外、一気!
決めたのは1番のキズナ、武豊!
キズナのダービーは何度見てもイイですよねぇ~多くのユタカファンにとってキズナのダービーは特別の想いがあると思います。
僕も勿論その1人。
あのダービーはホント感動したなぁ今でも映像を見てニヤニヤ直線のあの雄大なストライド!
ラスト4完歩
差し切った瞬間
ゴール後のユタカのガッツポーズ!
大きな歓声
感動のウイニングラン
鳴り響くユタカコール!
そして14万人の前で悠然と立ち止まるキズナ俺の末脚を見たか!と言わんばかり、うん!まさしく全ての関係者とファンの想いをのせた歴史に残る素敵なレース(中野雷太アナの実況は最高だね)
おかえり ユタカ♪♪
photo credit: Fly me to the sun via photopin (license)
地の果てまで伸びていきそうな末脚
これこそ僕の感じるキズナの魅力この魅力に完全に取りつかれました(笑)
キズナを世界ナンバーワンの馬にしたい。
そして夢の始まり
落馬の大ケガ以降、ユタカファンの皆さんの描いていた夢は何?
僕はディープの子でダービー制覇、そして凱旋門賞制覇!(笑)
キズナ鞍上武豊で凱旋門賞挑戦!!
前田オーナーのこの言葉を聞いた時、すごく胸が熱くなりました
そして僕が取った行動は…
10月6日 フランスへの旅行の申し込み!!
ここでフランス行かなきゃいつ行くの??
今でしょ!
ひと夏を越してダービー制覇後、つかの間の休息をしたキズナ。
国内最終追い切りは圧巻の動きでした。
さぁ行こう!フランスへ
見てくれ!
これが日本のダービー馬キズナだ!
フランス到着後のキズナ 新聞でも体調は70%程度と報道されてました。
多くのファンの方々も不安だったのでは??
そしていよいよニエル賞。
色々不安でいっぱい・・・
馬場はこなせるんだろうか?久々の競馬で体調もイマイチで大丈夫かな?
もし惨敗したらどうしよう・・・みなさん同じ気持ちだったのでは??テレビの前で不安と緊張でいっぱい。
ついにニエル賞がスタート
すごくスローだぞ
キズナもリラックスしてそうだ
おっおっ馬なりで上がってきたぞ!!
フリントシャーかわした!!
イケる!
あっ、なんかサシテキタゾ!??
ガンバレぇ
あっあっ!どっちーー?
テレビの前でひとり叫んでました!しばらくお待ちください。。。
おーーー 勝ったぁ!!すげ~!これが日本のダービー馬だぁ!英ダービー馬に勝ったぞ!興奮しました。
やっぱりキズナは凄い。ユタカ最高!佐々木先生マエコーさんありがとう。
前哨戦終えて
ライバル集う!
凄い瞬発力を見せつけたトレヴ
圧倒的パフォーマンスのオルフェーヴル
キングジョージをスタミナ満点の末脚でレコード勝ちしたノヴェリスト
そして我らが日本ダービー馬キズナ
ライバル達も順調!
本番が楽しみ
そして凱旋門賞いざフランスへ。
パリ到着後
凱旋門賞前日の土曜日は曇り空で時折雨も降ってました。そこに飛び込んできたノヴェリスト回避のニュース!
ライバル回避は吉報?
それとも??
ネットで記事を見た瞬間は、素直にラッキーって思っちゃいました、、、
でもせっかくの凱旋門賞ライバルが減るのは残念という気持ちも。。。またノヴェリストの回避がペースに影響を与えそうな不安も少し。
寝ても覚めても明日が勝負!
決戦は日曜日!
いざロンシャンへ
いよいよ運命の10月6日
早朝に雨が降り天気は曇り空
たどり着きましたロンシャン競馬場
広大なブローニュの森の中のとても優雅で高貴な雰囲気(緊張してゆっくり見ることができませんでした。。。)
大型バスの駐車場には、近隣国のバスも多数並んでいましたよ。
午前10時前には到着したんですが、すでに大行列でした日本語の新聞などの露店も出されていて、たくさんの日本人が並んでました♪
正門の正面口には、各国の報道陣記者の方がたくさんいて、凱旋門賞の凄さを改めて感じました。
場内には、お土産屋さんも各所にあるんですが、どこも大行列!!
フランスの方も気長に並ぶんですね
日本の競馬場との違いは、やはり華やかさ!!
きれいにドレスアップされた女性の方たちが彩りをそえていましたよ鈴木淑子さんバリの大きな帽子を被った方もたくさん(笑)
モチロン、日本の女性も負けてません!!着物を着た日本人女性ファンの方が、現地ファンの方に人気で写真をたくさん撮られてました(笑)
しかし、ホントどこも大混雑
馬券売り場も、日本人専用売り場が特別設置されてたんですが、どちらも行列でサンドイッチなどの軽食売場も行列トイレも行列世界各国の人々であふれています(笑)
レースの前に行われる騎馬隊の行進や合唱団の演奏などもとても華やかでしたよ。
そしてレース後には、大勢の観客から勝った騎手にも負けた騎手にも、あふれんばかりの拍手が送られてました。
モチロン、凱旋門賞の後も勝者には格別の賞賛を、敗者にも惜しみない拍手が。これは素晴らしいですよね♪
ターフビジョンで映し出されたキズナの紹介VTRの際、アナウンサーの『ユタカタケ!タケさぁーん』がちょっと面白かった(笑)そしてあっという間に時が過ぎ、凱旋門賞のオープニングセレモニー
本馬場にユタカ&キズナ登場!!!
はじめて見る”生”キズナ!!
落ち着いた動きからゆったりと返し馬に入り目の前を通り過ぎていきました満員の観客の興奮もピーク緊張もクライマックス
運命のゲートイン歴史的快挙なるか!?
勝ちに行った4着!価値ある4着!キズナ4着オルフェーヴル2着。
やはりレース直後はショックでしたよね。。。現地でも周りの日本人ファンの方はみんなショックで呆然としていました。
一方、フランス人は大喜び。。。でもレースを終えて引き上げてきたキズナとユタカは、力強く、未来へ向けて前を向いて帰ってきました。
その輝く姿に思わず、大きな拍手と『来年がんばれ』って声が出ました。
優勝関係者のみが味わえる優勝セレモニーの馬車の上にユタカとチームキズナの皆さんがいる姿を重ね合わせました。
レースを少し振り返ります
レースの大半はターフビジョンのタイムをにらっめっこで、スローペース。。
中間点を過ぎてもスローのままフォルスストレートでトレヴが大外から上がってキズナも連れて上がって行った場面は周囲の日本人もフランス人も大盛り上がり!!でした。
4コーナーをトレヴの直後につけ、オルフェーヴルにフタをする形で上がってきた瞬間を見たときは、勝てる!ってホント思いました。
等速ラップを4ハロン持続できるロングスパートが持ち味のキズナにとって、このスローペースで急激にラップを上げなきゃならない展開は不運。。
でも苦手な展開でオルフェーヴルに食らいついたんだから。ねっ♪
さらなる頂へ夢再び!
ここまで僕の日記みたいな文を読んで頂きありがとうございます。
突然ですが、読者のみなさんは、キズナにどんなイメージをお持ち?♪ですか?
復帰後のキズナの3戦を見て僕なりにキズナの変化(進化)を感じたので次回はレース分析を重点に書きたいと思いますえっ??まだ次あるの?(-。-;って思っちゃいました?(笑)
まとめ
次回のゲスト投稿も”たぁくん”様の投稿。とにかくレースをよく見ている方で分析についてかなり詳しく書かれています。
去年のキズナの大阪杯と今年の大阪杯の話しです。