今回紹介するエスティタートという馬は、すでにデビュー戦の予定が決まっていて、近日中に騎手の発表がありそうな気配。
武豊騎手に騎乗依頼がくるかもしれないシリーズとして、この馬は紹介しておこないと後悔すると思うんです。騎乗依頼がありそうな気配がプンプンする馬ですよ。
企画の存亡がかかっていると言っても過言ではないのかもしれません(笑)
では、どうぞ。
武豊でデビューですかね?エスティタート
photo credit: Inside Mahler – Symph.Nr.4 – Lucia Popp,Tennstedt – London Phil. via photopin (license)
エスティタートの基本情報
・馬名の意味は音楽用語で「美しく」だそうです。エスティタートの母スキッフルも音楽用語に由来していて母から連想してつけられた馬名のようです。
・生産は社台コーポレーション白老ファーム
・馬主はキャロットファーム
・栗東:松永幹夫厩舎に所属する2歳牝馬がエスティタートになります。
エスティタート血統
父は本年が初年度産駒となるドリームジャーニーです。100頭近く種付けしたのですが、誕生した初年度産駒が36頭にとどまってしまい、種牡馬として苦戦していると言ってもいいですね。
全弟オルフェーヴルが種牡馬入りして大人気ですから、今のうちに活躍馬を出して欲しいです(結構好きな馬でした)
母スキッフルは繁殖牝馬として優秀で、こちら
サンデー系種牡馬をつけられれば、複数勝利する馬を輩出していて、優秀な繁殖と言えるのではないでしょうか。母スキッフルの血統は松永幹夫ブランドとして定着してきました。
エスティタート近況と調教
ゲート試験にすでに合格して、順調に乗り込まれています。
父ドリームジャーニが小さな馬でしたから、本馬エスティタートも小さいのかと心配になりますよね~。現在は430キロほどですが、調教をこなしながらも馬体重が増加傾向のようで、特に心配はいらないようです。
エスティタート評判
育成時代から、かなりヤンチャな馬のようですね!!コメントの端々から元気さが伝わってきます(笑)
松永幹夫調教師のコメント「バネがある」さらに「小柄な馬だけど、前向きさがありますね。」気性的に前向きな馬で仕上がりも早そうです。
エスティタートのデビュー予定
7月5日中京6R 2歳新馬 芝1400m 牝馬限定戦が予定されています。
6月14日時点では騎手の言及がされておらず、クラブの馬ですから、6月17日18日あたりにデビュー戦の騎手が判明しそうですね。(遅くても6月24日25日は判明すると思います)
武豊騎手に騎乗依頼がくるのか?
松永幹夫厩舎の騎手起用2015年6月12日から2012年1月1日まで遡ったデータ
武豊騎手は松永幹夫厩舎の主戦騎手と言っていいでしょう。騎乗依頼の数はダントツですね~。
エスティタートの馬主さんはキャロットファームで松永幹夫厩舎に所属しているキャロットファーム馬はこちら
現在から2012年まで遡った松永幹夫厩舎に所属していたキャロットファームの馬すべて
このなかで武豊騎手が騎乗経験のある馬
・カーヴィシャス
・ピオネロ
・フェルメッツァ
・フラガラッハ
以上4頭に騎乗した経験があります。
松永幹夫厩舎×キャロットファーム×武豊騎手のコンビはかなり多いですよね。
また、スキッフルの産駒として、松永幹夫厩舎に所属しているイリュミナンスという馬にも武豊騎手は騎乗しています。
※イリュミナンスは中村昭博オーナーの所有馬です。
まとめ
武豊騎手に騎乗依頼がくるかもしれないシリーズで初めてアタリ・ハズレが決まりそう(笑)数日以内に騎手が誰なのか?発表があるでしょうからドキドキしますね。
新馬戦からとなると自信が揺らぐのですが、そのうち縁がある馬なのは間違いと思っております。堅実に走る血統で魅力的な馬だと思います。
新馬戦から声がかかれば嬉しいですね。
【追記】追記日6月17日
栗東坂路でいい感じに動きましたね。松永幹夫調教師のコメントでも、「動きすぎなくらい」など、手ごたえを感じさせるコメントがありました。ただし、6月17日時点で騎手の言及なし。(すこし嫌な予感が・・・)また近々に、追記することになると思います。
【追記】追記日6月23日
「ひゃっほ~い、やった~!!幹夫先生ありがとうございます」どうやら、7月5日中京6R 2歳新馬 芝1400m 牝馬限定戦を武豊騎手でデビューが決まったようです。
【追記】追記日6月24日
6月24日栗東坂路 稍 武豊が騎乗して
52.6-38.2-24.5-12.1馬なり
パンドラズホープ一杯を0.4秒追走0.6秒先着
6月24は全体的に時計が出ていますが、エスティタートかなり動いていますね。ラップの踏み方からして、まだ余裕がありそうですし、楽しみな馬なのは間違いないかと。
あとは実践でどうなるのか?来週を楽しみに待ちたいと思います。
【追記】追記日7月5日(管理人のレース短評)
新馬戦を快勝!!
エスティタートは調教どおりの走り。好スタートから道中、多少いきたがる仕草をみせたもののスグに折り合い、しっかり鞍上の指示を待てるセンスの良さ。
逃げた馬が作った緩い流れを(12.7-11.7-12.0-12.3-12.3-11.8-11.9)ラスト200mだけの競馬で差しきってしまった感じ。走ることに前向きな気性の持ち主で、今後おおきな武器になりそうですね。
ここではレベルが違ったようで、「クラスが上がった方が競馬がしやすそう」と感じさせるほど、楽勝でした。(エスティタート見た目も、走りも、良い馬ですね~。)
武豊騎手のコメント
調教で動いていたけど、実戦でどうかなと思っていた。ちゃんと走ってくれたね。この血統なんでイレ込みも気にしていたけど、思いのほか落ち着いてくれていたし、最後だけ本気で走ってくれたね。小さいが、いい走りをする。
今後の予定について
一旦しがらきに放牧で様子をみるとのこと。夏競馬に使う予定については、「状態をみて判断する」ようです。
【追記】追記日7月8日【次走の予定について】
松永幹夫調教師コメント
「暑い時季に無理に使うことはないと思っている」
次走は未定でコメントから察するに、秋までお休みでしょうかね。
【追記】追記日9月17日
エスティタート 次走は、ききょうステークス
帰厩後、順調に坂路でタイムを出しています。
9月16日栗東坂路 良 武豊が騎乗して
52.4-38.1-24.7-12.4末強め
クレアドールを0.9秒追走して併入
9月16日のタイムは、デビュー前の6月24日のタイムとほぼ同じ。ただ、今回は時間帯も遅く、タイムが出にくいことを考えれば上々ですよね。いつも坂路で素晴らしいタイムを出す馬ですね。
順調にいって欲しい、楽しみにしています。