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武豊で10月11日にデビュー予定のモリトタイキとフサリアを紹介

今回紹介する2頭を管理している厩舎は、武豊騎手が遠征する際に馬を用意してくれる強い味方といっても過言ではありません。

武豊騎手、10月11日は東京遠征です。
関西の騎手ですからね、東京競馬場で行われる新馬戦に2つも乗れるのって嬉しいです。

関東の堀井厩舎の馬にたくさん騎乗していく季節です。
関西の森厩舎も秋になると依頼が増えるんですよね(2歳馬のデビューで)。

ヤマザキ春のパン祭りか、秋の堀井・森祭りと言ったところでしょうか。
今年も開催時期がきたようです。

 

武豊で10月11日東京4Rにデビュー!モリトタイキを紹介

モリトタイキの基本情報

・生産は木村牧場
・馬主は石橋忠之氏
・美浦:堀井雅広厩舎に所属する、2歳牡馬がモリトタイキです。

馬名の意味は、「モリト(冠名)+父名の一部、大器」だそうです。タイキシャトルが好きな人には、ピンとくる馬名かもしれませんね。

モリトタイキの血統

モリトタイキ血統

父タイキシャトル
母ショウリノホホエミ

タイキシャトルが最強マイラーだという方も、いると思うんです。そんなタイキシャトルですが、残念ながらおもだった後継種牡馬がいませんよね(メイショウボーラーぐらいでしょうか)。

種付け頭数の推移は以下

・2010 110頭
・2011 120頭
・2012 103頭
・2013 99頭
・2014 95頭

このようになっていて、種付け頭数はそれなりに確保しているものの苦戦していますね。タイキシャトルは母父として、ワンアンドオンリー、ストレイトガールの血統表にヒョッコリ顔を出す程度で、嬉しくもあり、寂しい気もします。

もう1頭、後継種牡馬の候補になるような馬が出てくれれば嬉しいのです。

母ショウリノホホエミは、現役時にJRAで通算4戦1勝。
ひとつ勝っているのが心強い。

モリトタイキの調教

モリトタイキ調教

美浦の坂路のことは、よく知りません。
タイムで判断するのが、難しいんですよね。

9月24日美浦南D 良 助手が騎乗して
5Fから67.5-52.6-39.2-12.7位置6一杯
外アポロノホウリン馬なりと5Fで併せで0.2遅れ

9月30日美浦南W
5Fから70.8-55.4-41.4-13.7位置8一杯
内ネコパワー一杯と5F併せで1.8先着

短評では平凡となっていました。
最終追いきりに期待です。

まとめ

堀井雅広厩舎は、関東遠征の強い味方。
武豊騎手と堀井厩舎現在(2015年10月6日から)2012年1月1日まで遡った、堀井雅広厩舎の騎手起用のデータ。

武豊騎手がいちばん勝っているんですよね。
美浦の厩舎なのですが(笑)。

関東の武豊騎手のファンからすると、とても嬉しい厩舎なんです。東京競馬場に武豊騎手を応援しに行こう!!ただ、騎乗数が少ない。。。どうしようかなぁ、なんてことが関東のファンの方にはあると思うんですよ。

武豊騎手堀井厩舎

今年もこれまで7回騎乗していて、ほぼ例年通りのペースです。
この秋もお世話になりそうです。

堀井雅広厩舎の動向によって、競馬観戦にでかける回数が決まる、関東の武豊ファンのひとりが私です。

 

武豊で10月11日5Rにデビューのフサリアを紹介

Hussars_1604

フサリアの基本情報

・生産はGlendalough LLC
・馬主は一村哲也氏
・栗東:森秀行厩舎に所属する、2歳牡馬がフサリアです。

馬名の由来は、「ポーランド王国に実在した有翼重騎兵」です。

フサリアとは?
ポーランドで16世紀から17世紀ごろ活躍した騎兵戦闘兵科です。フサリアは、長槍で武装した独特な衝撃重騎兵軍団(有翼衝撃重騎兵)で、ユサール騎兵とも呼ばれるものです。

フサリア最強伝説!!
キルホルムの戦いで?

スウェーデン軍は歩兵9000、騎兵2000から成る大軍に対し、ポーランドのフサリアは、総勢3600の圧倒的少数の戦い。しかし、戦闘が開始されるとフサリア重騎兵は、スウェーデン軍に騎馬突撃を行ない、共和国軍の3倍の人員を誇ったスウェーデン王国軍を30分程度で完全粉砕。

ポーランド・フサリア側の負傷者は、わずか100人にも満たない、圧勝劇でした。

フサリアの血統

フサリア血統

父キトゥンズジョイの産駒は、あまり日本で出走していないんです。

キトゥンズジョイ産駒

こちらは日本で出走経験がある、キトゥンズジョイ産駒のデータです。

これまでデビューした馬は、5頭のみとなります。その中でも、ダッシングブレイズは3勝を挙げていますから、キトゥンズジョイは日本に適正のある種牡馬といってもいいかもしれません。

 

フサリアの調教

フサリア調教 (1)

7月上旬に一旦放牧に出され、9月下旬ごろ帰厩しました。

9月30日栗東坂路 良 武豊が騎乗して
51.1-37.6-25.1-13.0末強め
外モウカッテル一杯と併せで0.1先着

森秀行厩舎といった感じの坂路タイムですね。
このぐらいのタイムは、馬ならばでるんですよね、馬車でもない限り。

しかし、10月4日の坂路のタイムがいいですね。
ひょっとするかもしれません。

まとめ

一村哲也オーナーの所有馬ってかなり血統の幅が広いんですよね。

セレクトセールで購入された王道の良血馬もいますし、今回のように森調教師の影響だと思いますが、海外の面白い血統の馬も所有されている。また、馬名もユニークな馬が多く、そんななかでの「フサリア」。期待の1頭につける馬名な気がしますね。

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