今回紹介する馬は冠名「ゼンノ」で少し意外に感じるかもしれませんが、どうやらチャンスがありそうなんです。
厩舎も魅力的ですし、ついついこの馬に手が伸びてしまった感じ。ひとつだけ難しいハードルが存在するものの無性に紹介してみたくなるエピソードがあるんです。
思わず「かわいい」なんて思ってしまい、紹介せずにはいられない衝動にかられてしまいました(笑)
武豊にこないかな?!ゼンノタヂカラオ
ゼンノタヂカラオ名前の由来
名前が個性的ですよね。
神話に由来して、アマテラスが隠れた天の岩屋の戸を開け、中からアマテラスを力づくで引っ張り出した力の強い神さまがタヂカラオ。
毎年9月に行われる天岩戸神社(あまのいわと)の秋の大祭ではタヂカラオの像の前でたたみ一枚を投げる岩戸投げ大会が行われるそうです。
無性に畳を投げたくなったら、宮崎県へGo!!
※よく確認してからGoしてください。
ゼンノタヂカラオ基本情報
・生産者は村上欽哉氏
・馬主は大迫久美子氏
・栗東:中内田充正厩舎に所属する2歳牡馬がゼンノタヂカラオになります。
馬主さん厩舎ともに魅力的。
ゼンノタヂカラオ血統
母ダイヤモンドビコーは重賞4勝馬で、ローズステークスなどG2を2勝。府中牝馬ステークスなどG3を2勝。
G1エリザベス女王杯では、惜しくも2着とG1には手が届かなかったものの素晴らしい競走成績を収めました。
父キングカメハメハ母父○○のデータ。2015年6月22日から2012年1月1日まで遡ったもの。
キングカメハメハ産駒はデータを抽出した期間中に、688勝をしていて母父サンデーサイレンスはそのうち262勝。この配合の主な活躍馬に、ドゥラメンテやローズキングダムなど。
キングカメハメハが輩出した大物はこちら
・ホッコータルマエ母父チェロキーラン
・ロードカナロア母父ストームキャット
・ルーラーシップ母父トニービン
・アパパネ母父ソルトレイク
少し前まででしょうか?
キングカメハメハ×母父サンデーサイレンスはコンスタントに走るものの大物が出現しないと言われた時期があったと思います。
しかし、ドゥラメンテをみていると、繁殖牝馬によっては大物が輩出される可能性がじゅうぶんあるのでしょう。
本馬ゼンノタヂカラオも、その可能性がある馬だと思っています。
ダイヤモンドビコーとキングカメハメハの間に誕生した現3歳馬のペルセヴェランテも6月22日時点で4戦2勝と活躍しています。
ゼンノタヂカラオが可愛い
ゼンノマネジメント株式会社はfacebookで情報発信をされているんです。ありがたいですよね~。そのなかでゼンノタヂカラオについてこんなエピソードがありました。
佐伯調教助手が「昼頃に馬房を見回っていたら、ゴロンと横になって熟睡していました。よく見ると夢を見ているようで、前脚だけが走る形でゆっくり動いているんです。寝ていても走るんだ、と思うと可愛くって」
引用元:https://ja-jp.facebook.com/Zennomanagement/posts/865624773513719
かわええ~な。たまらん。かわいいだけではなくて評判もいいんですよ。
ゼンノヂカラオ評判
中内田先生のコメント
「芝1800m以上の距離でなければ使いたくありません」
ゲート練習について
「短い距離のレースを使うことがない馬だと思っているのでダッシュの練習はさせていないんですが、1本目より2本目で明白な上達を遂げているように、持っている才能が違いますね。」
この他にも、かなりポジティブな発言が多いのです。中内田先生にクラシックを意識させる逸材のようです。
武豊に騎乗依頼がくる可能性?
6月20日武豊騎手は函館に遠征しましたが、ゼンノサーベイヤーという阪神でデビューした馬の騎乗依頼がありました。遠征のため騎乗できず。
デビュー戦の前から非常に評判が高く期待されましたが惜しくも2着。
面白いのが戦前から「今回は代打」と明言されていたところ。
藤岡佑介騎手によると先ほど紹介したfacebookのなかで、「個人的には決めておきたかったところですが、間違いなく言えることは、この馬は相当なところまで出世するということ。またどこかで僕にもチャンスをください。」
このコメントや陣営のコメントから察するに、武豊にこだわりがあるようなんです。
今回紹介しているゼンノタヂカラオも同馬主、同厩舎ですから武豊に騎乗依頼がきても、おかしくないですよね。
また、武豊騎手はゼンノタヂカラオの血統と縁があるのです。
アルマーズビコーというダイヤモンドビコーの産駒に武豊騎手はデビュー戦から騎乗しています。アルマーズビコーのオーナーは大迫久美子オーナー。
※ザンノサーベイヤーは脚元に腫れがみられ、放牧から状態次第で小倉の芝1200mを予定しています。
騎乗依頼がくるかもしれないが・・・
デビューする競馬場が問題ですよね。
当初ゼンノタヂカラオは新潟を視野に入れていました。ところが、予定が変更になる可能性が高くなってきたようなコメントがあります。
今週は明後日木曜日(6月25日)に速い時計を出す予定で、「そのあとの気配を見て、放牧かデビューに向かうかを決めるつもりです」
もし、デビューするなら7月19日中京の2000mを視野に。。。7月19日武豊騎手は、函館記念でトウケイヘイローの公算が高い?
※トウケイヘイローは七夕賞のため、武豊騎手は違う馬で函館記念に参戦するようです。
いつ?どこで?デビューするのか?これが最大のポイントになるでしょう。
大迫久美子オーナーは小倉が地元なので、これは勝手な予想ですが期待馬ですから、「小倉でデビューなんていかがでしょうか?」なんて言ってみる(笑)
ゼンノサーベイヤーと共に小倉で武豊だったら嬉しい。
ゼンノタヂカラオ近況
ゲート試験にはすでに合格。
現在はまだ目立った時計は出していません。6月25日に速い時計を出すそうですから様子見です。
【調教について】
武豊騎手でデビューのようでしたら調教のタイムなど追記していきたいと思ってます。
まとめ
今回は馬の紹介はもちろんですが、武豊騎手にこだわってくれる陣営の紹介といった感じです。
ゼンノマネジメントの情報発信は面白い!!(ホントに面白いので、時間のある時にみてみるといいかもですよ。)
かなり細かく書かれていてレースに向かう準備や、レースではどのような展開を想定しているかなどが書かれているんです。
ゼンノタヂカラオの騎乗依頼がくれば嬉しいのですが、私は武豊騎手にこだわってくれる陣営があることが再確認できただけでも、おなか一杯になりました!!
こーいうのファンとして嬉しいんだよなあ。
【追記】追記日6月25日
Facebookが更新され、ミルコ・デムーロ騎手と、武豊騎手のスケジュールを確認したような記述あり。中京でのデビューを視野に入れているらしく、上記2騎手とスケジュールが合わない為、当面は騎手未定とのこと。
【追記】追記日6月30日
ゼンノタヂカラオ武豊騎手の可能性が高いかもしれません。
こちらとしても、早く武豊騎手に味見をしてもらいたくてたまらないのですが、「極上の評価をもらう自信が持てたときに」と
このようなコメントがあります。詳しくはゼンノマネジメントのFacebookをご覧になってください。
【追記】追記日7月1日
新馬戦は、武豊騎手がアーデントで函館記念に遠征するということなので、クリストフ・ルメール騎手に依頼
ということで新馬戦はルメール騎手でデビューとなりました。そのうち縁がありそうではありますね。
【追記】追記日7月8日
栗東CW 重 ルメールが騎乗して
6Fから84.2-68.0-52.3-38.0-11.8末強め
7月8日ゼンノマネジメントのFacebookが更新され以下のようなコメント
母ダイヤモンドビコーの名を聞くと「オリビエ・ペリエが乗っていた馬。知ってます、知ってます」と大興奮。「そりゃ、走るはずです」と大いに気に入ってもらえました。
いいコメントですよね~気になる方はゼンノマネジメントさんのFacebookをご覧下さい。(上記リンクから)
併せ馬をした馬に騎乗した藤岡佑介騎手のコメントもあり、面白いというか、すごい充実していて最近しょっちゅう見てしまう(笑)
かなり走ったら、戻ってこない可能性もあるんでしょうかね。気になるところですが、いずれにしても順調のようでなりよりですね。
【追記】追記日7月15日
7月15日栗東CW 良 ルメールが騎乗して
6Fから83.2-66.8-52.3-38.4-12.0位置7強め
良い感じで動いています。
【追記】追記日7月20日
デビュー戦は惜しくも2着まで。今後の予定は秋まで放牧に出されるようです。帰厩後、武豊騎手と縁がありそうでしたら、追記していこうと思っています。
【追記】追記日9月3日
8月30日 栗東坂路 重 中内田調教師が騎乗して
56.6-40.9-26.1-12.7馬なり
9月3日栗東CW 重 川田が騎乗して
5Fから72.9-56.5-41.1-12.0馬なり
9月3日ゼンノマネジメントのFacebookが更新され、このような内容になってます。
自信を持って名手に味見をしてもらうときがいよいよ来たようです。
引用元:ゼンノマネジメントFBよりhttps://m.facebook.com/story.php?story_fbid=909457892463740&id=430775616998639&refid=17&_ft_=top_level_post_id.909457892463740&__tn__=%2As
来週は武豊騎手が調教で騎乗することが予定されているようで、「自信を持って名手に味見をしてもらうときがいよいよ来たようです。」嬉しいことが書いてあります。
その他にも、沢山の有益で面白い情報が満載のFacebookですから、時間があるときにチェックしてみてください。
【追記】追記日9月10日
今週の追いきりで武豊騎手が騎乗するかと思いましたが、9月10日の追いきりでは、松田騎手が騎乗したようです。
9月10日栗東CW 不 松田が騎乗して
4Fから61.0-43.3-12.1位置8馬なり
外ゼンノリーアー馬なりを3Fで0.4追走1F併せで併入
騎乗した松田騎手のコメント
「乗っていて、こんなに安定感がある2歳馬がいるのかと驚きました」
期待させるコメントが並びますね~楽しみです。来週こそは、武豊騎手が調教で騎乗することになりそうです。
【追記】追記日9月17日
武豊騎手とファーストコンタクト。厚い雨雲に覆われて薄暗いままでの朝一番でしたが、水分を含んだCWコースで実り多い併せ馬ができたようです。
引用元:ゼンノマネジメントFacebookhttps://m.facebook.com/story.php?story_fbid=917674501642079&id=430775616998639&refid=17&_ft_=top_level_post_id.917674501642079%3Atl_objid.917674501642079&__tn__=%2As
本日9月17日ようやく?武豊騎手が調教で跨ったようで、感触も上々だったようです。新馬戦の時点で、中内田調教師のはなしでは、「まだ出来は4割ていど」とのコメントがありました。
新馬戦では、斤量が1キロ軽いブラックスピネルに及びませんでしたが、2戦目でどれだけ上積があるのか、注目です。