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武豊に騎乗依頼がくるかもしれないミュゼカエサル【2歳馬】

今回紹介するミュゼカエサルは武豊騎手と縁のある馬なんですよ。

「え~あの馬の妹だったんだ~応援したいなぁ~」なんて思う人もいるのではないでしょうか。個人的にも、頑張って欲しい馬だと思っていて、武豊騎手に騎乗依頼がくる可能性も高いとみています。

この馬はぜひ紹介させて欲しい馬です。

では、どうぞ。

 

 

武豊にミュゼカエサルはくるかもしれんよ

14095077048_5d9e0ca22e_bphoto credit: Inside Caesars via photopin (license)

ミュゼカエサル馬名の由来

ミュゼ(冠名)+ローマ帝国君主号。

ユリウスカエサルにはいくつか有名な名言といえばいいのでしょうか?言葉があって、「来た、見た、勝った」

 

私はコレが好きで簡単にエピソードを書くと、カエサルが戦闘(ナイルの戦い)に勝利し、安堵していると、派遣先の兵士からポントスで敗れたと知らせが届く。

カエサルは6月にエジプトを経ち、8月にポントスに辿り着き、戦闘開始からわずか4時間で勝利した。

このコトをローマに居た腹心のひとりであるガイウス・マティウスに宛てた手紙に、「来た、見た、勝った」コレだけを綴り送ったそうです。

カエサルの文体はラテン文学の影響を色濃く受けていて、明瞭簡潔が特徴。「来た、見た、勝った」の三語は、この戦いの特徴をよく表したものだとされています。

 

この言葉が近年でも引用されたことがあり、F1でホンダが初優勝を飾った際、当時ホンダレーシングチームの監督であった中村良夫氏は、東京のホンダ本社宛に “Veni,Vidi,Vici” 「来た、見た、勝った」と電報を送ったそうです。

カエサルの言葉で有名なのは

・賽は投げられた
・ブルータス、お前もか

長くなるので略で。

ミュゼカエサルの基本情報

・生産は植村清志氏
・馬主は高橋仁氏
・栗東:田所秀孝厩舎に所属する2歳牡馬がミュゼカエサルになります。

2013年セレクトセール当歳セッションに上場され高橋仁オーナーが2100万円で落札されました。

ミュゼカエサル血統

ミュゼカエサル血統表

母に見覚えがある方がいるのではないでしょうか?ミュゼカエサルはクロフネサプライズの弟なんです。武豊騎手と縁がありますよね。

 

武豊騎手はクロフネサプライズに新馬戦で騎乗して1番人気ながら4着に敗れました。

その後、他の騎手で2勝を挙げ、阪神ジュベナイルフィリーズ[G1]に駒を進めました。このレースで武豊騎手に騎乗依頼があったのですが、香港遠征のため騎乗できず。

 

阪神ジュベナイルフィリーズでは柴山雄一騎手が騎乗し、15番人気ながら2着と健闘。

通常であれば、そのまま柴山騎手が継続して騎乗してもおかしくないのですが、年明けのチューリップ賞では武豊騎手にスイッチ。

見事にチューリップ賞で勝利し、桜花賞で1番人気に支持された馬でした。

 

ありがたや~

クロフネサプライズがデビューしたのは2012年で、クラシックを共に戦ったのは2013年。

武豊騎手にとって2012年は非常に苦しいシーズンで、デビューしてから勝利数は最低の56勝にとどまってしまった。

この時期でも変わらず武豊騎手に依頼をくれるのが、田所先生なんですよね。

 

武豊騎手に騎乗依頼がくる可能性?

高橋仁オーナーの所有馬は、ほとんどが美浦の厩舎に預けられています。栗東では田所秀孝厩舎のみ(6月15日時点)です。

田所秀孝厩舎に所属している現3歳馬のミュゼバトラーの新馬戦は武豊騎手が騎乗。

血統が田所厩舎に縁があるミュゼカエサルは、高橋仁オーナーの計らいで田所先生のためにセレクトセールで購入したと思うんです。粋な計らいですよね。

近年では血統の繫がりだけでは、同じ厩舎からデビューすることって難しくなってきていますよね。ファンとしては同じ厩舎だったりした方が応援しやすいというか、肩入れしやすく、この血統のミュゼカエサルが田所厩舎なのが嬉しいです。

 

田所先生は過去に、勝負騎手は武豊であると名言されたことがあるんです。こちら

田所先生は他の先生よりも情に厚いイメージがあるのですが?

「うちの依頼騎手を見たら分かりますよね(笑)。でも、勝負所はユタカ(武豊騎手)を乗っけたりします。」

引用元:競馬ラボの田所先生インタビューより

http://keibalab.jp/column/interview/1222/

リンク先の記事では田所秀孝先生のロングインタビューが掲載されていています。先生の人柄がよく出ているインタビューで、このホッコリ感は焼き芋以上だな。うん。

引用した該当部分は記事中段の少し上あたり

 

残念ながらクロフネサプライズは調教中の事故で亡くなってしまい、この弟のミュゼカエサルが、また大きな舞台で走っているところを観てみたいです。

武豊騎手に騎乗依頼がある可能性は、じゅうぶんあると思ってます。

ミュゼカエサル近況や調教

現在はまだ入厩していません。入厩の知らせが届きましたらコチラに調教の様子など追記していきます。現状から判断すると、デビューは8月以降だと思います。

まとめ

クロフネサプライズの弟で田所秀孝厩舎に武豊!!

武豊に騎乗依頼があれば、「来た、乗った、勝った」これでどうでしょう?

サプライズよ再び!!

【追記】追記日9月26日

ミュゼカエサルからカエサルへと馬名の変更

この馬に関して色々とありまして、変更されているところがあります。

・馬主名義の変更
・馬名の変更

以前の馬主であった、高橋仁オーナーから、坂本肇オーナーへと馬主名義の変更に伴い、馬名がカエサルと変更されています。

馬主名義の変更について詳しくは書きませんが、以前のオーナーは、「ミュゼプラチナム」でお馴染みのエステサロンを経営されていたオーナーです。ある意味、毛を抜いていたら、いつのまにか「ケツの毛までむしり取られていた」そんな状態ですね。

すでにカエサルは、ゲート試験に合格しています。

9月24日栗東坂路 良 助手が騎乗して
55.7-40.7-26.7-13.6一杯
外ウォーターミリオン強めと併せで0.6遅れ

厩舎は田所秀孝厩舎のままで変わりありませんが、この馬の依頼がくるかは、どれだけ調教で動けるのか?これにかかっているのだろうと。

文中で書きましたが、田所先生は勝負になる馬の依頼をくれる先生ですから、今のところ調教を見る限りでは、微妙ですね。

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