今回紹介するエレーデは武豊騎手に縁がある馬なんですが、他にも縁がある騎手がいて、くるかもしれないシリーズにはピッタリであろうと。
このエレーデという馬は評判がいいんですよね~ですから話題として取り上げない訳にはいかない感じです。
血統的にも、ディープインパクト産駒の牝馬で良血馬と言っていいと思います。
では、どうぞ。
【追記】追記日6月17日デビュー戦の騎手について
7月12日の芝1400mを予定していて、福永騎手でデビュー予定のようです。けっこうションボリしています。そうですかぁ~。。。松元厩舎には他にも騎乗依頼がありそうな馬の候補がいますから、懲りずにいきます。
武豊でデビューかも?その馬の名はエレーデ
photo credit: Olympic Torch Relay – Oxford – IMG_4799 via photopin (license)
エレーデ馬名の意味
エレーデ馬名の意味はイタリア語で【後継者】だそうです。血統的に期待も大きく、スケールの大きい馬名ですね。後ほど紹介しますが、お姉さんの悪いクセは継承していて欲しくないですね(笑)
エレーデ血統など基本情報
・生産はノースヒルズ
・馬主は前田幸治氏
・松元茂樹厩舎に所属する2歳牝馬になります。
エレーデの母ローブデコルテは2007年、単勝5番人気ながらオークスを勝利した馬で、当時のオークスのレースレコードを17年ぶりに更新しました。
ウオッカ・ダイワスカーレット・ベッラレイアと、同世代になります。この世代の牝馬は強かったですよね。
エレーデの兄弟に新馬戦を勝利した姉スイートメドゥーサがいます。
エレーデ配合の特徴
父ディープインパクト母父コジーンのデータを紹介したいと思います。
まず、父ディープインパクト母父○○のデータ。みなさんご存知だと思いますが、やはりストームキャットとの相性がいいですね。
データを抽出した期間は2015年6月4日から2012年1月1日まで遡ったものです。
父ディープインパクト母父コジーンは、同じくデータを抽出した期間2015年6月4日から2012年1月1日までで5勝。
5勝が少なく感じるかもしれませんが、勝率などランキング上位と比べて、それほど劣っているものではありません。
サンプル数を増やすために、さらに過去に遡りデータを抽出してしまうと、近年の馬場の傾向などとかけ離れてしまうため2012年1月1日までとしました。
ちなみに母父コジーンはこの馬たち↓
データをとった期間は同じです。
上記6頭に共通する傾向として、「仕上がりが早め」と言えるかもしれません。イメージてきには新馬戦から、ある程度は力を発揮してくるものの、成長力には疑問符がつくのかもしれません。(サンプル数が少ないので、現時点でこの配合の良し悪しを判断するのは難しいですね)
父ディープインパクト母父コジーンの産駒は、現時点では多くありませんので、この傾向をブチ破る活躍をエレーデに期待したいところです。
エレーデの姉スイートメドゥーサの悪癖
2戦目のりんどう賞ではスタート後に、横っ飛び?(笑)武豊騎手を振り落としてしまいました。なかなかのクセです。
素質があった馬だと思いますが、休養を挟んで望んだ3戦目でも同じような事をしてしまい、気性面で矯正することは不可能だと判断され、引退する事になります。このクセだけは継いで欲しくないですね(笑)
さて、エレーデの近況なのですが、既に入厩しています。
ゲート試験大丈夫なの?気になりますよね?
エレーデ近況(6月4日時点)
すでにゲート試験に合格!!(良かった~)現在ペースは遅いものの坂路調教を順調にこなしています。
4月の30日から栗東坂路に入っていて期間も長いですから、画像を二つに分けておきました。
まず前半
当然ですが、ゆっくりと乗られています。
後半はこちら↓
6月3日に、わずかですが少しだけタイムを出しています。(まだまだ分かりませんね笑)休みなく乗られていて、体質は大丈夫そうですかね?まぁ~まだなんとも分かりません。
エレーデの評判!コレええで~
ノースヒルズ内での評判がいいんですよね~この馬。
松元茂樹厩舎の金折友則調教助手が騎乗して、その乗り味の良さを絶賛したとか。普段から沢山の馬の調教に騎乗する方の話ですから期待してしまいますね~。
デビューの時期について
前田幸治オーナーはエレーデについて、「早めに勝ち上がらせて楽をさせたい」このようにコメントしており、調教の進みぐらいから判断して、順調なら7月の中京開催が有力かと思います。
エレーデの騎乗依頼が武豊にくるのか?
気になるところです。そこで松元茂樹厩舎の騎手起用の傾向を見てもらおうと思います。
まず2015年6月5日時点でのデータ
2015年1月1日から6月5日分までのデータになります。北沢伸也騎手は障害レースで松元茂樹厩舎の馬に、よく騎乗する騎手です。(2011年2月に平地の免許を返上しています。)
データをみる限り、平地競走では武豊騎手・福永祐一騎手・国分優作騎手・高倉騎手が、よく起用されていますね。
さらに長い期間で
2015年6月5日から2012年1月1日まで遡った松元茂樹厩舎の騎手起用のデータになります。
傾向からしてエレーデの新馬戦に騎乗するのは、武豊騎手か福永祐一騎手で間違いなさそうです。
福永祐一騎手には、母ローブデコルテでオークスを勝った縁がある。武豊騎手には、姉スイートメドゥーサの新馬戦に騎乗した縁や前田幸治オーナーとの縁もある。
どちらが新馬戦で騎乗するんでしょうかね?
エレーデのまとめ
血統は申し分ありませんし、デビューを期待して待ちたい馬の1頭ですね~。武豊騎手に確実に騎乗依頼がクル!!とは6月5日時点で断言することは出来ないものの可能性は高いかと思います。
80%ぐらい??(ちょっと高すぎ?笑)
今後の調教次第でしょうが、ぜひ「乗って欲しい馬だなぁ~」っと思わせる馬であって欲しいですね。
【追記に関して】
調教タイムをココから下に追記していきます。
【追記】追記日6月10日
6月10日時計を出してきましたね~入厩後はじめての本格的なタイム。デビューの時期も遠くなさそうな気配です。順調にいけば、7月にはデビューになりそうですね。