武豊でデビュー予定！2歳新馬アナフィエル

このアナフィエルという馬が武豊騎手の2歳戦の開幕を飾る馬になりそうなんです。

正直に言えば血統的には地味ですが、開幕戦みたいなものですし、紹介してみようかと。アナフィエルを管理する高橋康之調教師は、かなり武豊騎手と繫がりのある方なんですね～。

そこらへんのことも交えての紹介になります。

武豊でデビュー！アナフィエル

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アナフィエル基本情報

・生産はノースヒルズ
・馬主もノースヒルズ名義になります。
・栗東：高橋康之厩舎に所属する2歳牝馬です。

アナフィエル馬名の意味

公式では【神の技の意味を持つ天使の名】このようになっています・・・天使の名前ってことですよね。スケールでかい馬名です。

アナフィエル血統

母ハギノルチェーレはダイワスカーレットが勝利した桜花賞で単勝11番人気ながら8着と健闘。クラシックに出走するだけでも立派なもんだと思います。

父ワイルドラッシュの代表産駒にパーソナルラッシュ・トランセンドなどがいて、イメージ的にはダートの匂いが漂う感じ。

父ワイルドラッシュ母父ダンスインザダークで地味な印象の配合ですね～。

そこで父ワイルドラッシュ母父ダンスインザダークのデータ。（データは2015年6月5日から2012年1月1日まで遡ったもの）

意外にも母父ダンスインザダークは好成績を収めています。傾向としては母父に「軽い血」を持っている馬は走らない。

母父サンデーサイレンスは、その傾向に当てはまりますし、アンブライドルズソング・ジェイドロバリー・ボストンハーバーなど、軽く軽快なスピードを持つ肌馬とは相性が悪いようです。（ワイルドラッシュ×母父サンデーは確か単勝回収率10%とかでした。。。）

サンデーの血が薄まるといいみたいですね～フジキセキ・ジェニュイン・ゴールドアリュールは、なかなかの好成績。

母父ダンスインザダークはニジンスキーの血が流れていて、ラムタラも同様ですね。ワイルドラッシュの代表産駒であるトランセンドの母父はトニービンですから、やはりヨーロッパの重めの血統と相性が良いと言えるのではないでしょうか。

サクラインザスカイは現6歳馬でオープン馬。5勝を挙げるんですから、たいしたもんです。地味な配合であるのは確かなのですが、かなり「味のある配合」で、面白いですね。

アナフィエルのデビュー予定と評判など

・高橋康之調教師コメント

「小柄な馬ですが、カイバをしっかりと食べる子で順調に調整できています。速いケイコはやっていませんが、フットワークが軽く、走りも前向き。ゲートも速いですよ」

ゲートが速いのってこの時期は短距離戦が多いですから大事ですよね。なによりです。

・デビュー戦の候補は2つ

早ければ6月13日土曜日阪神5Rの芝１４００ｍ
または6月27日土曜日阪神5R芝１２００ｍを武豊騎手でデビュー予定。

どちらでも、武豊騎手で予定のようです。（調教の進み具合によっては6月27日の可能性もじゅうぶんあるかと思います。）

高橋康之調教師とは？

高橋康之調教師は元騎手で、1992年池江泰郎厩舎から騎手としてデビューしました。

2006年には5月30日から6月20日までイギリス・アイルランドへ行き武者修行された経験もあるようです。池江泰郎厩舎に所属していた時代には、ステイゴールドに調教で騎乗した経験もある。

池江泰郎先生が調教師を引退され、馬主として初めて所有した馬「ネージュドール」は高橋康之厩舎に預けられましたね。

ネージュドールは去年（2014年）7月1週目の中京でデビュー予定でしたが、当週に左前脚を捻挫してしまい、デビューはいったん延期に。

武豊騎手も、中京開催で落馬して骨折。

その際の高橋康之調教師のコメント

右手親指のつけねの骨折ですよね。豊さんはアブミを軽く踏んで、親指の関節をうまく使う乗り方をされるジョッキーなので、負担がかかりやすいんだと思います。

豊さんには1度調教にもまたがってもらっているんです。だから、豊さんの復帰とデビューが一緒になったらいいですよね。

引用元：netkeiba高橋康之調教師(1)『ネージュドールのデビューが豊さんの復帰と一緒になれば』より

http://news.netkeiba.com/?pid=column_view&cid=27286

リンク先の記事では、高橋康之調教師のロングインタビューが掲載されていて、池江泰郎先生の話であったり、厩舎の運営方針などが掲載されています。