ほう、この勝負服ですか。
武豊騎手が金子オーナーの馬に新馬戦から騎乗する。記憶にあります?最近めっきり見なくなりましたよね~。
調べてみたのですが、、、
・2010年11月コティリオン橋口弘次郎厩舎
・2013年8月プレフェリート安田隆行厩舎
まぁ、オリンピックより、短い周期でくると。
今回の騎乗依頼が嬉しくて楽しみだという、パーリィーピーポーたちがわんさか居ると思う。みんな喜んでいるんじゃないのかなぁ~と。
※当ブログはリアルタイム執筆方式です。そのため、筆者が確実にこの騎乗依頼に浮かれているのが、リアルに反映される結果になります。そんな、ある日の深夜。
まぁ~私は楽しみにしているんですよね。
ただ、デビューまであと約1ヶ月。
まぁ~焦るなと。
フライングしちゃうぞと。
武豊でフライングレディがデビュー予定だってさ。
フライングレディの基本情報
・生産は社台ファーム
・馬主は金子真人ホールディングス
・栗東:須貝尚介厩舎に所属する2歳牝馬が、フライングレディです。
馬名の意味は、「空飛ぶ貴婦人」だそうです。
フライングレディの血統
母ピンクカメオは現役時、単勝17番人気ながらNHKマイルカップ(G1)を勝利。通算成績は21戦4勝でした。
すでにピンクカメオの産駒はデビューしていてコチラの2頭です。
- ブルーロータス
- ピンクシャンパン
全姉である2頭は、まだ勝利する事ができていません。
現役時にG1を勝ったピンクカメオですが、繁殖としては期待される結果が現時点では出ていませんね。祖母シルバーレーンの産駒として、ブラックホーク(G1馬)もいます。優秀な牝系である、ピンクカメオから走る馬が出ても驚かないのですが、、、
父ディープインパクト×母父フレンチデピュティの主な産駒
フライングレディは、父ディープインパクト×母父フレンチデピュティです。
勝ち上がり率が優秀ですよね。
ショウナンパンドラは秋華賞(G1)勝ち馬。ウリウリも重賞を勝っていますし、アベレージの高さと大物を輩出する力を兼ね備えている配合です。
フライングレディの調教、デビュー日について
ゲート試験に合格しています。現在は、まだまだ軽く乗られています。
須貝先生は、フライングレディについてこのようにコメントしています。
「いいよ。体のバランスがいい感じ。」
まぁ、現時点では、なんとも言えないですね。。。
血統的に注目度が高い馬だと思います。
デビューが近づいてくれば、評判が聞こえてくるかと。
フライングレディのデビュー日
9月21日 阪神5R 芝1600m 牝馬限定戦を武豊騎手でデビュー予定です。
武豊騎手と須貝尚介厩舎の関係、変化はあったのか?
今年の3月に記事にしたものが、こちら武豊騎手と須貝厩舎の関係【変化の兆し?】
武豊騎手と須貝尚介厩舎には、ハッキリとした傾向があり、この記事を要約すると
・どの世代でも1頭は新馬の依頼が武豊騎手にきている
・新馬戦で騎乗した馬は、その後も継続して依頼がくるし、継続して騎乗していく傾向。
しかし、2015年になって明らかに勝負になる馬の騎乗依頼がキタ!!ヒラボククラウン、ネオヴァシュランは、勝負になる馬の騎乗依頼で、アレッ!?もしかして関係性に変化の兆しがあるのでは??となる。
記事にした時点では、ネオヴァシュランが新馬戦の想定には入ったものの、除外でどこのレースに出走してくるのか、待ち。
・須貝厩舎の騎手起用をみていると、騎手の使い分けが存在する。
・勝負騎手が騎乗した場合、須貝厩舎の平均値(勝率、連帯率、複勝率)をどれも上回っている。
須貝先生は勝負になる馬が、かなりの精度で分かっているんですよね。
・ってことは、ヒラボククラウンとか、ネオヴァシュランの騎乗依頼をみる限り、2015年は勝負になる馬を武豊騎手に回すようになる可能性があるかもしれん、チャンチャンという記事でした。
そして現在2015年1月1日から8月24日までの須貝厩舎の騎手起用のデータ。
2015年、須貝厩舎の勝利数は現時点(8月24日)で19勝。今年は厩舎として苦戦していて勝率、連対率、複勝率と軒並み例年を下回っています。
そのなかで武豊騎手だけが、例年より、各種数値を伸ばしてきています。もちろん、サンプル数が少ない現状なので、フライングレディの結果によって、数値が下がることは念頭においておきたいところですが。
このフライングレディの騎乗依頼が、須貝厩舎から武豊騎手へ世代で1頭はくる、新馬の依頼であるのか?それとも走りそうな馬だから、武豊なのか?興味深いですね。
金子真人オーナーの所有馬、よく騎乗している騎手たち
2010年から2015年8月21日分のデータ。
武豊騎手のファンとして、イメージ的に金子オーナーの馬に騎乗して勝っている姿が思い浮かばない。。。このような方が多いと思うんです。ですから、このデータには違和感を感じると思うんですよ。
肌感覚として、もっと騎乗数が少ない気がする、こんなに勝っていたっけ?このような感覚が、ファンとしてあると思います。
こちらのデータは、2012年から2015年8月21日分のデータ。
データを抽出する期間が、近年に近くなればなるほど、武豊騎手の騎乗数は少なくなります。逆に言えば2010年、2011年は、よく騎乗して勝っていた、ということですね。
もちろん、これには様々な要因があって、金子真人ホールディングスが馬を預けている厩舎と武豊騎手の関係も、そのうちの一つ。
現在、金子真人オーナーの馬が委託されている厩舎をザックリ挙げると
美浦の厩舎
・国枝栄厩舎
・堀宣行厩舎
・萩原清厩舎
・奥村武厩舎
栗東の厩舎
・角居勝彦厩舎
・音無秀孝厩舎
・須貝尚介厩舎
・池江泰寿厩舎
昔は池江泰郎厩舎に委託されている馬も多く、武豊騎手が騎乗する機会にも恵まれていました。しかし、現在ではあまり普段から武豊騎手が騎乗することのない厩舎に委託されているのも要因の一つ。
このような環境で金子真人オーナーの馬に武豊騎手が騎乗する機会が増えていくのか?難しい現状ですよね。
まとめ
ディープインパクト産駒の牝馬で、しかも母はG1馬。飛ぶような走りで、一気に馬主、厩舎との距離感を縮めることが出来たら嬉しいですね。
【追記に関して】
デビューまで調教を週に一回ていど追記予定。その後に関しては、デビュー戦の様子をみてから決めます。
【追記】追記日9月2日
これまで調教は坂路のみ。
調教の間隔が空くことなく順調そうですね。
8月27日栗東坂路 良 中谷が騎乗して
56.2-40.6-26.6-13.4馬なり
内アイアンドーム馬なりと併せで併入
9月2日栗東坂路 重 助手が騎乗して
54.9-39.6-25.2-12.6一杯
外ロジクライ一杯と併せで0.1遅れ
デビューまでは時間がありますから、じゅうぶんではないでしょうか。
【追記】追記日9月9日
栗東芝 不良 武豊が騎乗して
6Fから82.2-66.4-52.0-37.9-12.6位置1強め
外ロジクライ一杯と6F併せで併入
この日は馬場が悪く、芝コース追いの馬が多くなりました。
6F82.2のタイムをみると悪く見えるのですが、5F地点から66.4秒となっている、この日に芝コースで追いきられた他馬と比較して、はやいですね。かなり馬場が悪そうで参考外かもしれませんが、順調そうです。
【追記】追記日9月30日
9月30日栗東 良 助手が騎乗して
52.2-38.0-24.8-12.5一杯
外レッドヴェルサス一杯と併せで0.1遅れ
デビュー直前の9月16日の追いきりと比べて、前進していますね。終い失速していますが、全体時計を2秒ほど詰めてきていますし、問題ないでしょう。
追いきりからして、10月12日の京都2Rへ出走するのは間違いなさそうです。楽しみになってきました。