最近、大川徹オーナーに質問してみたいことがあるんですよ!
「なぜ、その厩舎に預けるのか?」
こんなこと聞いてみたくなりません?
いや、というのもですね、大川徹オーナーが馬を預けている厩舎って、武豊騎手のファン目線でみると、ひとクセありますよね。
例えば今年の2歳馬ですが、
・松田博資厩舎スマートアンカー(委託予定)
・松田国英厩舎スマートオーディン、スマートガルーダ
ひとクセどころじゃないな(笑)。
もちろんですが、前提として武豊騎手と大川徹オーナーの関係は良好であると。武豊騎手を乗せたいのなら、少し遠回りをしているようにみえますよね。
様々な事情があるのでしょう。
どこの厩舎に預けようが、応援するのみなんですよ、好きな馬主さんですし。
ただ、私がオーナーだったら、松永幹夫厩舎に預かっていただきたいんですよね(笑)。そのほうが武豊騎手に騎乗してもらう為の近道だと思うんですよ。
まぁ、色々な厩舎との付き合いもあるのでしょうし、武豊騎手がすべて乗れるわけでもないし、断る時ですらあるのでしょうから、難しいところですよね。
今回のスマートシャレードは、角居勝彦厩舎です。武豊騎手にとって大きな力になりえる厩舎で、大川徹オーナーの影響もあるのでしょう。
大川徹オーナーが委託されている厩舎は幅広く、さまざまな厩舎と武豊騎手を繋ぐ橋渡し役になっているのは、間違いなさそう。そこに狙いがあるのか?謎です。
では、どうぞ。
スマートシャレードは、武豊騎手でデビュー!
スマートシャレードの基本情報
・生産はスマートプロジェクトインコーポレイテッド
・馬主は大川徹氏
・栗東:角居勝彦厩舎に所属する、2歳牡馬がスマートシャレードです。
馬名の意味は、スマート(冠名)+シャレード(フランス語で謎解き)です。
スマートシャレードの血統
スマートシャレードの父である、ブライアンズタイム産駒も残り少なくなりました。ブライアンズタイムは、2013年4月4日放牧中に転倒して右後大腿骨骨折をしてしまい、安楽死の処置が施されています。
ブライアンズタイムが誕生したのは1985年ですから、28歳まで生きたと。その間、ひとつも健康面で問題がなかったそうです。種牡馬として、ナリタブライアン、マヤノトップガン、タニノギムレットなどを輩出した名種牡馬と言っていいでしょう。
ナリタブラインの場合、祖母パシュフィックプリンセスがG1を勝っていて、そこからファレノプシス、キズナの誕生に繋がっているので、牝系の血は優秀です。
ただ、ブライアンズタイム産駒の活躍馬の多くが、地味な牝系から誕生しているのも事実。ロベルト系種牡馬の魅力は、「一発ホームラン」があることですよね。
少し古めかしい血に活力を与えるというか、蘇らせる意外性のある種牡馬だと思うんです。
母スマートパルスは、現役時代2勝していて、武豊騎手も騎乗経験があります。残念ながら勝つことはできませんでしたが、縁があるのですね。本馬スマートシャレードは、スマートノエルの半弟です(武豊騎手が函館競馬場で騎乗し、未勝利戦で2.6秒ちぎった馬です)。
スマートシャレードの調教
これまで坂路とコースの併用で仕上げられてきています。
9月9日栗東CW 不 助手が騎乗して
5Fから73.4-56.7-42.0-13.5位置7馬なり
中サトノエトワール馬なりを5Fで0.3追走3F併せで併入
外レッドウィズダム馬なりを5Fで0.6追走3F併せで併入
9月16日栗東CW 良 助手が騎乗して
6Fから88.7-71.8-56.2-41.1-12.8位置7馬なり
内レッドウィズダム馬なりに6Fで0.4先行4F併せで併入
9月24日栗東CW 良 武豊が騎乗して
5Fから70.6-54.7-40.0-12.6位置8強め
内ラキシスゴール前強めに5Fで0.8先行1F併せで0.1先着
外フルーキー馬なりを5Fで0.3追走1F併せで併入
短評では追毎良化となってます。
角居厩舎は、調教だけの動きからでは判断ができない厩舎。
併走馬に遅れてもいないので、まだまだ余裕がありそう。タイムは気にしなくてもよさそうですね。
9月30日最終追いきりを追記
9月30日栗東CW 良 助手が騎乗して
5Fから70.7-54.6-39.7-12.2位置7ゴール前強め
内レッドウィズダムゴール前強めに5Fで0.6先行4F併せでクビ遅れ
スマートシャレードのデビュー予定日
10月3日 阪神6R ダート1800mを武豊騎手でデビュー予定です。
まとめ
スマートシャレードは、スマートプロジェクトインコーポレイテッドの生産で、大川徹オーナーの自家生産馬。
これまで3頭がデビューし、
・スマートレジェンド
・スマートアロー
・スマートショール
現時点では、JRAでの勝利がないんです。
武豊騎手を贔屓にしてくれる馬主さんですし、ぜひ自家生産馬のJRA初勝利をプレゼントして欲しい。残り少なくなってしまった、ブライアンズタイム産駒の一発逆転サヨナラホームランに期待したいところ。
スマトシャレード、新馬戦を快勝。
武豊騎手のコメント
「仕上がり途上でこの内容だからね。強かった。できれば芝を試してみたいね。」
角居先生は、このあとは一息いれる、とのコメント。一旦放牧に出されそうですね。
スマートシャレードは、ブライアンズタイムがこの世を去る前日に産まれたそうです。ブライアンズタイムの去り際に残した馬が見事な新馬勝ちを飾りました。
スマートシャレードの次走は、もちの木賞(11月21日)
短期放牧後、11月21日 京都9R もちの木賞 ダート1800mを予定しているとのこと。芝ではなく、ダートでいくようですね。帰厩してタイムを出し始めたら、追記します。