安達昭夫厩舎なのですが、武豊騎手のファンとしてこの厩舎からの騎乗依頼が嬉しいんです。
嬉しい理由は明確で、勝負になる騎乗依頼が多い。それほど目立つコンビではないものの、各種データを見渡すとかなり優秀なことがわかるコンビです。
では、どうぞ。
武豊騎手に、いい騎乗依頼をくれる安達昭夫厩舎
photo credit: Ace of Spades (Langford Style) via photopin (license)
安達昭夫厩舎と武豊騎手の関係
安達昭夫厩舎が開業したのは、2000年のこと。それから現在2015年まで通算3220戦221勝。
2015年8月5日から安達厩舎が開業した2000年まで遡ったデータ。
221勝のうち武豊騎手は17勝です。80回も騎乗していながら、単勝回収率は104%と優秀です。他の騎手と比べてみても、武豊騎手が安達厩舎の勝負騎手であることは間違いない。
武豊騎手×安達厩舎の勝率、連帯率、複勝率は順に21.3-36.3-45.0%となっていますが、これは武豊騎手がデビューしてからの通算成績をすべて上回っています。
厳しい時期でも
こちらのデータは先ほどのデータとは違い、2010年から2015年8月5日までに絞ったデータです。
このデータを抽出した期間は、武豊騎手が大怪我をして成績を落とした時期と重なるのですが、そんな時期でも騎乗依頼がきていた。
安達厩舎の2010年から現在までの単勝1番人気の勝率は44.2%で、これはJRAで施行される全レースの単勝1番人気の平均勝率である32%を優に超える数字です。
騎手起用の傾向、1番人気での勝率の高さから推察できることは、安達先生の腕の確かさ。狙ったレースで狙った騎手を配して勝つ!!手腕に長けている。
安達昭夫厩舎の中身と今後の展望
ごく一部なのですが、安達厩舎にはこのような馬が所属していて、馬主さんの名前をみると武豊騎手と関係が良好な方が多いのがわかると思います。そのため今後も安定した関係が続いていくことが容易に想像できる。
安達昭夫厩舎に所属している2歳馬のなかで武豊騎手に関係のありそうな馬がいるんです。簡単に紹介しておきます。
安達厩舎の注目2歳馬サウンドパラダイス
photo credit: Maldives (Constance Halaveli Resort & Spa) via photopin (license)
サウンドパラダイスの基本情報
・生産は社台ファーム
・馬主は増田雄一オーナー
・厩舎は栗東:安達昭夫厩舎に所属する2歳牝馬がサウンドパラダイスです。
馬名の意味は冠名+楽園ということだそうです。おそらく母系の血統に由来したものだと思います。
サウンドパラダイスの血統
牝系が素晴らしい。
祖母スキーパラダイスからは活躍馬が多数輩出されています。
アグネスショコラから
・エアトゥーレ
・ゴールデンチケット
・ロワジャルダン
エアトゥーレから
・アルティマトゥーレ
・キャプテントゥーレ
・クランモンタナ
・コントゥッサトゥーレ
キャプテントゥーレは皐月賞馬で、素晴らしい牝系ですね。
サウンドパラダイスの近況 8月5日時点
順調に乗り込まれています。まだ早目を追っていないのでなんとも言えません。安達先生ですから間違いないでしょう。ゆっくり、じっくり、仕上げる感じですね。
TAKE IN PARADISE
只今、武豊騎手はシャーガーカップに参戦のため海外遠征中です。
海外遠征で思い出すのは武豊騎手がスキーパラダイスに騎乗し、見事勝利したムーランドロンシャン賞。日本人騎手による海外G1初勝利を達成した思い出の馬が、スキーパラダイスですよね。
スキーパラダイスの血が流れているサウンドパラダイスも乗れると嬉しい。
まとめ
2歳馬のサウンドパラダイスに関しては、「騎乗依頼がくるかもしれない」というより、「騎乗依頼がどのタイミングでくるのか?」これを楽しみに待ちたいです。
現3歳馬のサウンドバーニングはその典型ですね。
サウンドバーニングはデビューから4戦を武豊騎手以外で出走しました。
デビューから5戦目の未勝利戦で、武豊騎手に乗り替わり見事2連勝。安達厩舎×武豊騎手のコンビのデータを示しましたが、各種データが示してきた数字の通り、狙ったところで武豊!!そして勝つ!
武豊騎手のファンに限らず、単勝1番人気の信頼度が高い点と、武豊騎手に依頼してくるタイミングをよくみておけば、馬券の取り扱いも面白くなるのではないでしょうか。