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武豊ファンの目線で角居厩舎を考えると複雑な気持ちになる方も多いかと思います。私もですが。。。ただし角居先生はやはり素晴らしい調教師さんかと思います。
過去に書いてきたシリーズで各厩舎の2歳馬一覧があるのですが、今回は角居厩舎。武豊騎手が騎乗出来そうな2歳馬が見つかればいいのですが。。
角居厩舎今年の2歳馬は頭数が少ない。
そこら辺の事情も説明しながら書きます。
今回のメニューはこちら
・角居厩舎2歳馬一覧
・2歳の所属馬が少ない理由
・角居厩舎から武豊騎手への騎乗依頼の推移(過去3年分)
・角居厩舎に入ってきた世界的良血2歳馬
武豊と角居厩舎の話
【注意】
2014年12月3日時点で馬名登録がされている馬の一覧になります。今後、厩舎の馬房の状況などによって変更される場合もあります。
角居厩舎に所属する2歳馬一覧
2歳牡6頭。ネオアトラクションという馬は最近になって矢作厩舎から転厩してきた馬です。
2歳牝馬5頭
2歳世代合計で12月2日時点では11頭しかいません。
角居厩舎2歳世代の委託馬が少ない理由
JRAは厩舎の委託頭数の制限・馬房数に対してメリット制の導入を行いました。
メリット制の内容をザックリと
勝てば勝つほど厩舎に与えられる馬房数が増え、それに乗じて厩舎が管理できる頭数が増えるというもの。
しかし実際にはJRAの意図に反して近年の不況やサラブレッドの生産頭数の低下。調教師の経営環境が悪化し、また成績不振の調教師が自主的に馬房を返上するケースが続出。馬房数の余剰が見られJRAはこの方針を軌道修正せざるおえなくなります。
貸付馬房数の遍歴
- 2012年9月30日まで: 貸付馬房数×3(20馬房を超える馬房数については係数を2倍)まで
- 2012年10月1日から: 貸付馬房数×2.7まで
- 2013年3月1日から: 貸付馬房数×2.5まで
角居先生がブログで書いた一文を紹介。
成績を上げることで馬房数が増え、それに伴って管理頭数が増えていくというルールのもと、それにあわせた厩舎運営をしておりました。
メリット制度になったことでルールに沿って最大限努力されたのだと思います。
具体的には、一世代あたり25頭強を預からせていただき、残念ながらデビューまでたどり着けない馬や、我々の力が及ばず未勝利で引退してしまう馬もいるのですが、6~7割の馬が勝ち上がってくれ、そのなかにはオープン馬として厩舎の看板を背負って長期間がんばってくれる馬もいます。
角居厩舎は勝ち上がり率が凄いですね。もちろん角居先生の手腕があってのこと。オープン馬になる割合がかなり高い厩舎で、そうなるとある問題が浮上します。
そうやってひとつでも多くの勝利をあげようと取り組んできた積み重ねを否定されるような預託頭数削減に対して何らかの対応を取らざるをえなくなりました。
勝つことを目標にやっているのに、勝てば勝つほど馬の入れ替えがうまくいかなくなるというジレンマに陥ってしまうからです。
引用元:角居先生ブログhttp://www.team-sumii.net/category/19343946-1.html
勝ち上がる頭数が増えオープン馬が増えると厩舎に所属する馬が増える。どうしても馬房の入れ替えが上手くいきません。
角居先生はあまり外厩(しがらきなど)で仕上げて厩舎に戻し2週間で出走などの形を好みません。厩舎でじっくり仕上げます。
そのため1頭あたりの厩舎に滞在する時間が増えなかなか馬房が空きにくくなってしまいます。
角居先生の言い分はごもっとも
JRAが持ち込んだ競争原理に沿って成績を上げてきたのに相反するルールをJRAが今度は決めた。そして2歳馬の委託を断ることになります。こちら
一旦お預かりした馬に対して厩舎としてベストを尽くさず、馬房数が削減されたことを理由に早々と見切りをつけてしまうことも同様で、どちらも今までの厩舎のスタイルに反することで、大好きな馬達を裏切る行為であると思います。
引用元:角居先生ブログhttp://www.team-sumii.net/category/19343946-1.html
【余談】
メリット制の是非は問わないとして。
JRAはメリット制を導入すれば、リーディング上位厩舎に馬が集まり下位の厩舎の経営状態が悪化することは容易に想像出来た事だと思います。
私は当然のことながら、馬が集まらない厩舎は潰れていくルールである事を理解した上でJRAはメリット制を導入したと思っていましたので、JRAの方針転換には驚きです。JRAはこうなることを想定してなかったのだろうか。。。
このような理由で角居厩舎2歳馬の委託予定がなかったのですが、馬房に余裕が出来たため2歳世代11頭ほど現時点で所属しています。
さて話を変えて
武豊に角居厩舎からどれだけ騎乗依頼があったか
まず過去3年間でどれだけ武豊が角居厩舎の馬に騎乗してきたのか?
2012年のデータ
合計7回
騎乗した馬の内訳はこちら
・メイショウブシドウ2回
・エアウルフ1回
・エアソミュール4回
2013年のデータ
2014年のデータ 12月2日時点です。
12月6日の金鯱賞エアソミュールは入ってません。
武豊騎手が騎乗した回数は9回
騎乗した馬は6頭。
・メイショウルンバで2回
・エアソミュール1回
・トーセンビクトリー2回
・モンドシャルナ2回
・オルドリン1回
・シャドウダンサー1回
今年は9回ですが、ある特定の馬主さんだけでは無いことがいいですね。2012年2013年と松本オーナーと吉原オーナーの馬にしか騎乗していませんので今年はよかった。
これは角居先生が主導して騎手を手配した表れかと思います。
なんで今年そうなったの?
去年もなのですが、今年も武豊騎手は角居厩舎の新年会に挨拶にいきました。「今年こそは騎乗依頼お願いします」挨拶をしたワケですが、関係あるのかな(笑)今年は菓子折り持参で行ったとか?
いや、あるかもよ?
先日ジャパンカップを快勝したエピファネイアという馬のお母さんシーザリオ。シーザリオの現役時代の主戦は福永祐一騎手で福永祐一騎手もシーザリオのデビュー年に角居厩舎の新年会で挨拶をしてシーザリオをゲットしたりしてます。
まとめ
角居厩舎は今年の2歳馬が少なかったことで、来年の2歳馬は例年並みの25頭は少なくとも入ってきそう。来年2歳の委託馬オーナー次第では武豊騎手×角居先生のコンビが復活するかもしれません。角居厩舎の来年のラインアップが楽しみですね。
今年の2歳馬で世界的な良血馬はこちら
母アトラクションは2004年に史上初のヨーロッパ3歳牝馬マイル三冠馬となった名馬。日本に適正があるのかは???ですが(笑)ワクワクする血統なのは間違いない。
角居先生が先日の2歳未勝利戦で勝利したイッテツの騎乗をみていてくれればいいのですが。林正道オーナー武豊NGじゃないですよ~角居先生!
ちょっくら角居厩舎の新年会に潜入してお願いしたい管理人です「来年は武豊にさらに騎乗依頼お願いします!」