1月なかなか良かったんじゃないでしょうか?
平場の騎乗数と馬質には恵まれませんでしたが重賞2勝は立派ですよね。
毎月この記事は書きません。
良いじゃん!って時にだけ振り返ろうかと(笑)
武豊の2015年1月を振り返る
1月の騎乗成績から
(注意)2月1日分を含む全国リーディング
武豊騎手は現在7位につけています。
相変わらず外国人ジョッキーに良い馬が集まる状況が続いていますが、これは「リーディングにこだわる」のであれば、チャンス。
彼らは帰国しますし、外国人ジョッキーに勝ち星がながれることは、リーディングのボーダーラインを下げる事に繋がる(そのコトの良し悪しは別で笑)
では、開催週を細かく分けて振り返ってみます。
1月4・5日分:武豊騎乗馬
開幕週は良かったですよね~ステラウィンドの騎乗は見事。
万葉ステークスのレースラップはラスト3F11.8-11.1-11.2このようになっていて、3コーナーの下りから加速し、ラップの早い所で膨らみを最小限に抑え内を突くタイトなコーナリング。
直線入り口の進路のとり方と仕掛けのタイミングはさすが。
この週の残念だったことはキングストーンだけ。4歳馬で降級も絡み、勝ち星を稼げそうな条件にいるだけに残念だったかと。
開幕週は4勝で上出来に思えたが・・・
1月10・11.12武豊の騎乗馬
想定段階で「萎える人多数」だったでしょうか?おい!なんて突っ込みたくなる人も多かったと思います。
そんな中でもグァンチャーレでのいい仕事で満足したのも確か。なんとか形にしてくれましたよね。
1月17・18日分:武豊の騎乗馬
1月17日この日は遠征の可能性を残しつつも京都で騎乗。
苦しい週になりましたね。振り返ってみると、この週がいちばん厳しかったかと。
1月24・25日分:武豊の騎乗馬
この週はコパノリッキーが決まっていて、楽しみに迎えた週末。想定段階から質と共に騎乗数も文句なしで武豊ファンの熱気がムンムン伝わってきました(笑)
ユイマールでアッサリ勝利。
ケイティープライドでハナ差負けの嫌な流れをカラフルブラッサムでキッチリ断ち切り、アッサリとゴールドスークで「ごっつぁんです!」よくゴールドスークが戻ってきましたが、頂いちゃいましたね。
メインのコパノリッキーですが「きもちい~」の一言。スッキリ締めくくってくれました。
1月31・2月1日
1月31日の遠征を例えるなら「人生」
人生「山あり谷あり」そーいうことだろ。どーいうことだよ(笑)なんて言われそうですが説明がつきません。
ブルースリー「Don’t think, feel考えるな、感じろ」ってことです。
フルゲートが14頭だとか、AJCC除外の馬が白富士ステークスに流れてきてトーセンマタコイヤの出走は厳しい・・・なんてことは「Don’t think, feel考えるな、感じろ」とエージェントさんからのメッセージかと(笑)
当たりの入っていないクジを引かされるような感覚で、ソレをひっくるめて楽しんだもん勝ち。
そのように考え、競馬をみていれば健康に過ごせます。落馬があり無事だった。それだけでじゅうぶん。
今後の課題
課題としては午後出勤が目立つところ。とうぜん午前中のレースの多くは3歳戦になります。
3歳戦に騎乗することは非常に意味がある。
年末にまとめた2015年の展望から引用
武豊騎手と岩田康誠騎手の比較
武豊騎手2014年86勝。
86勝の内訳
2歳3歳馬で51勝。岩田康誠騎手2014年136勝。
136勝の内訳
2歳3歳馬で95勝。2歳3歳馬以外の世代での勝利数
武豊35勝
岩田41勝この差はわずか6勝なんです。86勝と136勝で50勝の差があるわけですが、ほぼ2歳戦と3歳戦の差だけなんです。
引用元:来年の漢字一文字は豊で決まりだろ!!武豊ニュース【No.8前編】
武豊騎手の場合、古馬や特別レースの予定は埋まっていて心配なし。リーディング上位騎手との差が出るのは3歳戦ですよね。
この課題は今年の1月をみる限りでは解消されず。
まとめ
そもそも論として「リーディングはいらない」この考えは確かにありますよね~武豊らしさがみれれば満足ってのはある。
特に1月はグァンチャーレとコパノリッキーで得た満足感がありますし、大事なレースでキッチリ結果を出す武豊らしさ。
ただ、一方で「もう少し乗って欲しい」「暇だ」こんな意見というか気持ちも理解できる。
2月の予定をみる限り、この両者の意見が両立しそうな月になりそうな予感がしませんか?(平場も乗れそう・重賞は豪華)そうなって欲しいですね。
楽しみな2月です。