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武豊とキズナ!
このコンビに魅了される人は多いハズ。
私もその中のひとりで、ダービーの感動はハッキリと覚えています。昨年の天皇賞春からおよそ10ヶ月が経ち、いよいよ復帰戦の京都記念。
今回は武豊とキズナの魅力について、つらつら書き進めていこうと。
武豊とキズナの魅力
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巻き込む求心力
どれだけの人が武豊×キズナのコンビに魅了され巻き込まれていったのだろうか?
島川隆哉オーナー談
武豊騎手がキズナで日本ダービーを勝利する姿をみて、やっぱり【競馬は武豊だなと思った】とテレビのインタビューで答えていらっしゃいました。「武豊に乗ってもらってうらやましい。」
引用元:島川隆哉オーナーはどんなひと?一回だけの【島川が足りない。】
Dr.コパこと小林祥晃オーナー
「キズナが出なくて興味半減の有馬記念を豊さん人気で盛り上げて欲しい」
そのうえキズナ騎乗予定の豊さんをお借りできる幸運。さらに武豊騎手が有馬記念に騎乗する馬がいないなんて事にならずに済んだ。
笑顔、笑顔ですね豊さん、覚えていてくれるよね?(笑)
キズナが凱旋門賞を終えて疲れが取れず有馬記念を回避しました。その際に騎乗馬を用意してくれたのが小林祥晃オーナー(ラブイズブーシェ)
キリがないので紹介はこのへんで。
武豊騎手にとって厳しい時期がありましたが、キズナでのダービー制覇はその後を変える転機になった。
島川隆哉オーナーのバックアップや小林祥晃オーナーとの接点を作り接着剤のような役割をキズナという1頭の馬が果たしてくれました。
武豊と武豊ファンを支えたキズナの存在
・武豊騎手が自ら語ったキズナの存在
「本当に今年はキズナと共に再出発という感じがしている。言葉には出していなけど、心の中で一緒に頑張ろうな」
武豊騎手にとってキズナの存在ってやはり大きかったんですよね。
「キズナに依存しているわけじゃないんだけど・・・久々にダービーを勝たせてくれたパートナーで、キズナが僕をグッと引き上げてくれた」
この感覚って武豊ファンも持っている方が多いんじゃないかな?
「キズナが僕をグッと引き上げてくれた」
ファンもキズナの存在によって引き上げられたと思う。
正直ファンとして先が見えない時期があったと思うんです。落馬した年より、その翌年の方が勝ち星が減った時は「この先どうなるんだろう?」と思う一方で「仕打ち」を受けた気分になった。。。
誰からの仕打ちか?
仕打ちを受けたのは武豊からではない。
そうじゃなかった。
馬主?
調教師?
たまにそんな考えが頭をよぎるのも事実。
ファンとして
武豊が尊敬できるところは「グチ」を言わないこと(誰かのせいにしない)常に前向きな姿勢で取り組む姿に「期待」を抱くのが多くの武豊ファンなんだと思う。
文句も言わず前向きな武豊をみているとファンとしては余計に歯がゆく、モヤモヤした気持ちになる。「なんとかなんねーのかよって」
だからこそ日本ダービーで生まれたアノ感情:解放感からの開放感
キズナの日本ダービー
【内伸び馬場でスロー】それでも後ろからジックリとレースを進める。ファンとしてはヒヤヒヤ・ドキドキもんです。
それがダービーを5勝する名人の競馬ですから、文句はないのです。
ただ、ヒヤヒヤするんですよね(笑)
不安にさせてから・・・
直線に入り解き放たれたキズナがグングン加速してファンの不安な気持ちを一掃。
得られた開放感
解き放たれ
開け放たれるファンの心。
そして得られた開放感
スッキリしたんだよあのダービー
武豊を信頼し、全てを委ねてくれる陣営とのダービー制覇は、武豊と武豊ファンにかかる暗雲を吹き飛ばす爽快感・開放感をくれた。
そしてそんな競馬が出来るのが武豊。
応えてくれるキズナという馬。
あの日本ダービーが好きな人はこんな感覚あったかな?
私はそうだった。
まとめ
最高に魅せてくれる武豊とキズナのコンビがいよいよ復帰戦。
武豊ファンにとっては厳しい週末が今後もある。毎週武豊騎手が勝てるわけではないですし、ブルーな週末も。
ただそのとき今年はキズナがいる!
期待を抱ける。
これって大事。
とにかく1年間を通してキズナが戦い抜けること。
これに勝るものは無し。
おのずと結果はついてくる。