武豊騎手と馬主さんとの関係を今年の騎乗数をもとに書きます。ただし、馬主さんの所有してる馬が多くなれば、武豊騎手に騎乗依頼の数が多くなるのは当たり前。
騎乗数のランキングに入らない馬主さんも書こうかと思っていますが、今回は上位3人まで。
需要がありそうでしたらシリーズ化してランキングには入らないが、今後注目の馬主さんをピックアップして書いてみたいと思っています。
データは【2014年10月5日】までのもので、武豊騎手は10月11日に3勝10月12日に1勝していますが、その1週前のデータ。
武豊の騎乗数52回松本好雄【8勝】
冠名メイショウの松本好雄オーナー。松本オーナーと武豊騎手の関係は家族みたいなものです。
武豊騎手の父武邦彦さんからの付き合いで、幸四郎騎手を含めて家族のような関係。武邦彦さんが調教師を引退されてからは、メイショウの馬が勝つたびに「邦彦さんから電話がかってきて嬉しい」と松本好雄オーナー談。
松本オーナーってどんな人?
世界シェア4割を占める大型船舶用ディーゼルエンジンのクランク軸など、産業機械を手掛ける会社の会長で2007年には紺綬褒章、2010年には旭日小綬章を受章しています。
紺綬褒章とは?
公的機関や公益法人などへの500万円以上の寄付をした個人、1000万円以上の寄付をした団体が主な対象となる(受けた団体から所管官庁宛てに上申がされる)。寄付が1500万円以上の寄付者になど多額に上る場合には、併せて賞杯(桐紋付きの木盃)が授与される。
社会奉仕活動にも熱心。
旭日小綬章とは?
旭日章は、「国家又ハ公共ニ対シ勲績アル者」に授与すると定められ(勲章制定ノ件2条1項)具体的には「社会の様々な分野における功績の内容に着目し、顕著な功績を挙げた者を表彰する場合に授与する」
馬主としてだけではなく評価されている人が松本好雄オーナー。
北海道日高では【三愛会】といった松本好雄オーナーを囲む会があります。
松本オーナーは日高の馬を購入することが多いのですが、日高の中小規模の牧場で働く人々からは尊敬と親しみを込めて「メイショウさん」と呼ばれている。
競馬を知らない人でも日高に住む人は「メイショウさんが勝ったみたいで良かったね」と日高全体が盛り上がるそうです。
冠名のメイショウの由来
松本好雄オーナーが明石市生まれであることから「明石の松本」に由来し「名将」ともかけている。
武豊騎手とメイショウさんのコンビは52回で勝利数が8勝内訳はこちら
メイショウインロウ・メイショウゼロセン・メイショウロフウ・メイショウキトラ・メイショウツレヅレ・メイショウホウトウ・メイショウツレヅレ・メイショウルンバで各馬で1勝づつ。
とにかく武豊騎手にとって大事な存在のメイショウさんです。個人的には石橋守厩舎に武豊とメイショウさんで大きなレースを勝って欲しい。幸四郎騎手でもいいですね。
続いてこの方
武豊の騎乗数19回島川隆哉オーナー【2勝】
島川オーナーについて詳しく書いた記事はこちら=>島川隆哉オーナーはどんなひと?一回だけの【島川が足りない。】
今年騎乗した島川オーナーの馬。
勝利した馬の内訳はこちらトーセンスターダム・トーセンベニザクラで2勝。
特徴は美浦の調教師からも騎乗依頼がくるところですね。加藤征弘・鈴木康弘・木村哲也調教師など島川オーナーの馬なら、なんでも来いな状態です。
近々トーセンビクトリーも出走してきそうで、今後も騎乗数と勝利数が増えていくでしょう。
島川オーナーに関連する記事をもう一つこちら=>武豊に騎乗依頼がきそうなトーセンシーギリア【2歳新馬・良血】
トーセンシーギリアの調教のペースが上がってきました。武豊騎手とスケジュールが合えば騎乗依頼がくると思います。
つづいてこの方
武豊騎手の騎乗数17回松岡隆雄オーナー【3勝】
武豊騎手が騎乗した馬はこちら
勝利の内訳はこちらオソレイユ・サンライズタイセイ・サンライズピークで1勝づつで合計3勝。
武豊騎手が夏の小倉で勝ちまくっていた時によく乗せて頂いたオーナーです。(今年は怪我で残念でした)
勝負服はこちら
松岡隆雄オーナーと河内洋厩舎からの騎乗依頼が多いので松岡オーナーの2歳馬も調べました。
河内洋厩舎に2頭います。フォローガーネットとアムールサンライズ。
この2頭は武豊騎手でデビューの可能性もありますね。
まとめ
とりあえず武豊騎手に騎乗依頼の多い馬主さん上位3名を紹介させて頂きました。
武豊騎手と馬主さんの騎乗依頼の数を調べてみたら、ここから先は意外な結果になりましたので、需要がなくても書こうかと考えています(笑)