Read Article

武豊ニュースNo.8後編

ゴルフの話しではなく、今回はクラブのコトについて多く書きます。馬質についてかなり関わってくることかと。

前回の武豊ニュ-スで書いた内容を要約すると「2歳馬に沢山乗れた事によって今年は3歳戦の騎乗も増えてリーディング上位の騎手との差も埋まる。」

来年の漢字一文字は豊で決まりだろ!!武豊ニュース【No.8前編】

こんなコトを書きました。

しかし、いくら騎乗数が増えても「馬質」これが問題になってくると思うんです。今回は「馬質」について武豊ニュースの中で書いていきます。

 

 

武豊ニュースの時間です

medium_13307284214-compressorphoto credit: shannonpatrick17 via photopin cc

本日お伝えするニュースはこちら

・2015年武豊の馬質はあがるのか?

 

武豊の年にするために馬質について考える

馬質が上がる要因とは?

馬質についてのポントはたった1つ。
数多くの騎乗依頼がきて馬を選べる状態になるか?
これに尽きる。

2013年と2014年勝ち星を戻してきたのは前回書いた通り。騎乗数も結構乗れましたね。そこで問題は、果たしてここ数年の武豊は騎乗馬を選んでこれたのか?

全く騎乗馬を選んでるとは思えなかったんですよね。
「選んでる場合じゃない!」こっちの表現の方がシックリくるかもしれませんね。
とにかく何とか騎乗馬の数を集めて形にする。

そこで2015年はどうなるのか?

ザックリ比べてみよう!去年と今年

2014

去年1月最初の週で騎乗した馬たち。
2番人気2つ(シェルビーとステーキ)他の馬たちは5番人気以下。
開幕週では1勝も出来ず。

2015年1月4日5日の武豊騎乗予定馬

武豊今週の騎乗馬【1月4・5日分】確定版

実は今週予定していた馬の中にはこのラインアップにプラスして2頭のクラブ馬がいたんです(回避になってしましました)ハルマッタンとコナブリュワーズ。

去年はクラブ馬ゼロ頭。
今年はロードユアソング(ロードサラブレットオーナーズ)
キャストアスペル(G1レーシング)の2頭。

 

 去年の開幕週に比べて今年の開幕の方がよさげ

競馬ですから相手関係なども考慮しなければいけませんが「馬質」としては今年の方がいいのはイメージ出来ると思う(勝てるかは分からん。あくまで質のはなし)

 

開幕週だけタマタマ良い馬が集まっただけなのか?こんな疑問が湧くわけですが、違うと思うんです。

2015年の1月の騎乗予定をみてみるとクラブの馬が武豊騎手でってのが多くなってきています。個人の馬主さんは心配いらない。

ここ数年の武豊とクラブの関係

medium_6546140387photo credit: martinak15 via photopin cc

2010年の落馬後から消えてしまいそうなロウソクのようなモノでしたが

 ただし、2015年は・・・

クラブ馬の騎乗が増えると思っています。

いちど火が消えてしまえば火を灯すのに苦労します。久々に昔の友達に連絡するような感じでしょうか?(笑)

武豊騎手になかなかクラブ馬の騎乗依頼が来ない時でもクラブ馬の騎乗依頼をし続けてくれた調教師たちがいました。(これは結果的にといった感じで依頼をくれた調教師は意図的ではない)

河内洋厩舎【G1レーシング】
松永幹夫厩舎【幅広く社台系のクラブの依頼】
加藤征弘厩舎【社台RHとキャロット】

特にココ最近で面白いと感じたのは、河内洋厩舎が沢山依頼をくれた【ハルマッタンG1レーシング】から千田輝彦厩舎から同じくG1レーシングの2歳新馬グラップユアコートの依頼がきたコノ流れ。

千田輝彦厩舎の騎手起用千田厩舎

千田厩舎から武豊騎手へは騎乗依頼自体は多い。
千田厩舎にはそれほど社台系のクラブは居ませんが、過去に在籍した社台系のクラブ馬の武豊騎手への依頼はゼロ。(福永騎手当日は香港で騎乗)のため武豊騎手に騎乗依頼がきてもおかしくはなかったのですが・・・

なんでG1レーシングなら騎乗依頼がきたのか?これは以前に書いたことがあるのですが

medium_5747425870photo credit: Umberto Fistarol via photopin cc

 「勝負服は走る広告!

コレだと思うんです。

河内厩舎のハルマッタンに何度も乗っていたから「ほぉ~武豊はG1レーシングいけるのかと。」他の調教師も思ったんじゃないですか?

このような効果か社台RH以外のクラブからはこの2年間少しづつですが、騎乗依頼が増えてきました(以前に戻ってきたと言うべきですかね)

1月のG1レーシング騎乗予定。

1月5日の新馬キャストアスペル(長浜厩舎)
1月12日ハルマッタン(河内厩舎)
1月24日ケイティープライド(角田厩舎)

ある特定の厩舎のクラブ馬しか乗れない時期が続きましたが、今年はG1レーシングに限っても既に3つの厩舎の依頼があります。

  • 2013年武豊騎手はG1レーシングの馬に騎乗した回数は1回
  • 2014年武豊騎手はG1レーシングの馬に騎乗した回数は5回
  • 2015年はさらに騎乗数を伸ばしてきそうですよね。

G1レーシングに限らず、キャロットやサンデーレシングなども今年増えていく可能性が大いにあるんです。ポルトドートウィユの騎乗依頼はその象徴かもしれません。

まとめ

とにかく今年の武豊騎手は2010年の落馬後で初めて戦える状況が整っています。個人の馬主さん(松本オーナーをはじめとして、島川オーナー大川徹オーナー前田幸治オーナー)との関係は盤石。

そこに今年はクラブ馬が加わってくれば勝手に馬質は上がってくる。馬質が上がれば後は武豊に任せておけば問題なし。

【余談】

来週からの週刊武豊ニュースはいつもの「ゆる~い感じの」記事に戻ります。

URL :
TRACKBACK URL :
Return Top