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週刊!武豊ニュース:ミルコとルメールの合格でパイを奪い合うとは?

「もう少しいいコメントがありそうなもんだが」

今回の武豊ニュースは結構ながいので扱うニュースは1つ。

 

さっそく

武豊ニュースの時間です

medium_13307284214-compressorphoto credit: black.zack00 via photopin cc

本日お伝えするニュースはこちら

・デムーロとルメールの合格で・・・影響を受けるのは?

 

デムーロとルメール合格の影響

武豊騎手のファンのブログとしては気になるのが武豊騎手の乗り馬への影響ですかね。

JRAで開催されるレース数には上限がありますから、自然とパイ(pie)を奪い合うコトに。

パイを奪い合うとは?

パイとはアップルパイやピザのようなモノをイメージして下さい。

分割する前の状態を表す言葉で、全体・総計などを指します。牌や杯ではない。

シェアを表すときに円グラフが用いられるのもコノため。英語ではPie chartと言われ「ある一定のモノをシェア」するような感覚ですね。

JRAではパイの大きさが決まっている

先ほど説明させて頂いた通りで、JRAで開催される「ある一定のレース数」これを分け合うことになる。

とうぜん一定数を分け合うわけですから、参加者が増えれば1人当たりの分け前・取り分は少なくなります。

主に影響を受けるのはリーディング上位騎手:その理由

シェアしたくなくてもすることになります。なんでリーディング上位の騎手の方が影響が大きいのか?

それは

着くテーブルが同じ(同じ土俵で戦う)

非常に豪華なテーブルに座る事ができるリーディング上位の騎手。このテーブルには有力馬が多く供給されます。

当然このテーブルに座る人間が多くなれば、1人あたりの取り分は少なくなる。

レストランなら頼めばいくらでも運ばれてくるわけですが、1レースに出走してくる有力馬はせいぜい数頭ですから、あくまで「パイを奪い合う」ようになります。

この豪華なテーブルに座れるのは主に以下の騎手たち

・武豊
・デムーロ
・ルメール
・岩田
・福永
・浜中
・川田

関西に限らさせてもらいます。

「社台系」の行方

外国人騎手が誰のバックアップを受けているのか?社台さんの力が大きいですよね。短期免許で来日する外国人ジョッキーの身元引受人をみれば、社台グループと関係の深い方ばかり。

社台系の馬の行方=リーディング?

こんかい合格した2人。
デムーロとルメール。

社台グループのバックアップを受けることになります。豪華なテーブルに座り、そのテーブルには有力馬が供給されるのでしょう。

 

 

リーディングを争う同じテーブル(土俵)だが・・・

武豊騎手2014年勝利の内訳:馬主さん別

社台表を見て貰えば分かる通り「社台系」の馬に頼っていない。

キャロットは言い換えるなら「カトチャン系」といってもいいですね。加藤調教師の独特な世界であります。さらに「ミッキー」松永幹夫調教師も同じく。

イメージが掴みにくいと思うのでこちらと比較

福永祐一騎手2014年勝利の内訳:馬主さん別

福永祐一

武豊騎手と比べると社台系クラブ馬が多いのが分かると思います(勝利数以上に騎乗数は全然違いますね)

川田騎手2014年勝利の内訳:馬主さん別

川田騎手

これをみると川田騎手も影響を受けそうだが・・・実は違います

松田厩舎

川田騎手に馬を供給しているのは松田博資厩舎で、この関係は強く外国人騎手が通年で乗るからといっても影響を受けにくい。

その証拠↓

松田

2014年松田厩舎の騎手起用。

外国人騎手をそれほど使いません。ハープスターなど海外遠征時などに騎手が変わるのはクラブの意向もありますし、仕方なし。

川田騎手が影響を受けるのは松田先生が引退後で、2014年はミルコとルメールの影響をそれほど受けない騎手と言ってもいいでしょう。

 

・岩田騎手は福永騎手と同じ傾向(社台系の馬によく乗っています)ですが、騎乗している馬主さんの数は236厩舎は127。

これはリーディング上位騎手と比較するとダントツで顔が広いコトを意味し、福永騎手とは違います。

武豊が影響を受けにくい理由

みんな「社台グループの馬」っていう「パイを奪い合う」わけです。

リーディングを争う熾烈なテーブルに武豊騎手は座っていますが、テーブルの上でひとりだけ「寿司」食べちゃうっていうね。

なかば反則。
その発想はなかったわぁ~。

前田幸治オーナー「トロか?」
島川隆哉オーナー「ウニか?」
いや、やっぱりメイショウさんが「トロか?」

ちょっとマッタ!大川徹オーナー勝負服ピンクだし「トロだろ?」
どうでもいいか(笑)

まとめ

ここまで長々と書いてきました。
ただ、このコメントを見て貰えれば「わずか数行」でどの騎手が影響を受けるのかが分かってしまうかもしれないんですよ。

コメントは外国人騎手が合格したことについて

武豊騎手コメント

2人は長年かかって日本でのポジションを築いてきたわけですからね。 僕は受験勉強をする姿も見て努力を知っていたので合格を願っていました。 これから一緒になって日本の競馬を盛り上げていきたいと思います。

福永騎手コメント

今回(2人)は短期免許での実績があり、人となりも知っているので異論はないが、門戸を広げ過ぎでは。 海外とは教育も文化も違う。「公正確保」を実現する上でも今後は、もう少し様子を見るべきではないかと思う。

後藤騎手コメント

短期免許制度が始まった時点から、いずれはこうなると思っていた。その時が来たということだし、心構えはできている。

戸崎騎手コメント

時代の流れだと思います。日本の馬がこれだけ海外で活躍しているのだから、騎手がそうなるのも当然。負けられない。

橋口調教師コメント

おめでとう、よく頑張った。2人とも年間100勝以上しそうだな。騎手の勢力図がどうなるか、ファンの皆さんと同じように私も楽しみ。

引用元http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2015/02/06/kiji/K20150206009758930.html

いまの私の心境↓

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ここまで書いた時間を返して

写真は私の心境ですが、もう一人こんな心境の騎手がいるんじゃないだろうか?

ひとりだけ変わったコメントをだしていらっしゃる方がいますね。

外国人だと「公正確保」が困難になる具体的な根拠は何になるんだろうか?ちょっと差別的な発言ですね。

公正確保は人種によらない気がします(外国人騎手をありがたがる風潮には疑問を感じていますが、公正確保?)

あくまで個人の資質の問題だと思うのですが。

 

散々長く書きましたが、これをみれば「誰が影響をいちばん受ける」のか?簡単に分かっちゃいますよね(本人が自覚しているようなコメントなんですから)

 

さぁ~あまり影響を受けない武豊騎手のファンは週末の競馬を楽しみましょうか!ポルトドートウィユ楽しみだ。

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