2014年の年末に2015年はクラブ馬の騎乗依頼が増えるよ!なんて書きました。
特にサンデーレーシングはこの何年間には見られなかった騎乗依頼の増加がみられますね。
最近は毎週武豊騎手が騎乗しているような印象がありますが・・・
ただ、少し気になる部分もあるのです。
今回はそこらを書いてみます。
武豊とサンデーレーシングの2015年を振り返る
2015年サンデーレーシング騎手のデータ(3月3日時点)
武豊騎手は2015年サンデーレーシングの馬に7回騎乗しています。
過去3年間の騎乗回数
・2012は14回騎乗
・2013は14回騎乗
・2014は15回騎乗
過去3年間はまるで回数券のようになっていましたね(笑)
今年は2月終了時点で既に7回騎乗していますから年間で40回を超えるペース。今後も順調に増えていくのか?こんな疑問があると思うんです。
このままのペースで伸びていかないかもね
よく見られる現象として、中堅厩舎が年始から大活躍することがありますよね?1月だけで8勝とかしてリーディング上位になる現象。ただ、終わってみると定位置に収まる。中堅は中堅に収まってしまうのですが、どんな事が理由にあるのか?
リーディング上位厩舎の2歳馬は早々に勝ち上がっている馬が多い、年が明けると3歳オープンで凌ぎを削るんです。
リーディング上位の常連厩舎で強い馬が多数いても簡単に上のクラスでは連勝できませんから勝利数が伸び悩む。
中堅厩舎はこの時期の3歳未勝利戦で活躍するのですが、勝ち上がると上のクラスで壁にぶつかり、勝利数が伸び悩みペースが落ちてくる(3月ぐらいから)
クラブ馬の騎乗依頼もコレと一緒
武豊騎手が騎乗依頼を受けているクラブ馬はクラスの壁にぶつかりそうな馬が多い印象です(12月1月2月にほぼ勝ち上がらせているため)
とうぜんですが壁にぶつかれば、他の馬に騎乗する可能性も高くなってきますから、クラブ馬の騎乗回数がこのままのペースで単純に伸びていくのか?疑問です。
特定の厩舎からしかクラブ馬の依頼がないと・・・
行き詰るんです。
依然として、ある特定の厩舎からのサンデーレーシング馬の騎乗依頼になってます。
2015年
・松永幹夫厩舎(クレアドール)
・小崎憲厩舎(ゴールドスーク)
・加藤征弘厩舎(ウェルブレッド)
・高野友和厩舎(ポルトドートウィユ)
これらの馬で今年の騎乗数7回になっていますが、これってココ数年の傾向と変わっていませんね。
3月は平田修厩舎コナブリュワーズが決まっていますが。。。
煙のような広がり方が必要
柴山騎手がサンデーレーシングの馬に騎乗した厩舎の一覧(2015年1月1日~3月3日分)
武豊騎手と比べて幅広い厩舎から依頼がきていることが分かります。
武豊騎手の場合はこちらの厩舎
柴山騎手のサンデーレーシング騎乗回数の推移
・2012年10回
・2013年7回
・2014年34回
・2015年13回(3月3日時点)
たびたび柴山騎手を例に出して恐縮なのですが今年に入り、さらにサンデーレーシング馬の依頼がくる厩舎の幅を広げています。
現在の武豊騎手は柴山騎手の2014年の状態に近い感じです。ある特定の厩舎のサンデーレーシング馬に乗って騎乗数を増やしている段階。
柴山騎手も以前は、よく騎乗依頼がくる厩舎にたまたまサンデーレーシングの馬がいた。コレだけのコトだったのですが、そこでチャンスを掴んだのでしょうか?定かではないが、煙のように形を変え大きな広がりをみせているのが、現在の柴山騎手。
2歳新馬の依頼がくれば本物
6月までに色々と環境を整えたいところ。2歳新馬から騎乗していければ自然と騎乗数も増えていくと共にチャンスも増える。
個人的にはポルトドートウィユをクラシックに導くことが出来たら、ご褒美あってもいいですよね~(笑)サンデーレーシングでの募集価格は1億2000万。
言い換えれば看板馬ですからね~。新馬の1頭あってもね!!と勝手に思ってます(笑)
まとめ
今後のポイントは今まで社台系のクラブ馬の依頼が来なかった厩舎から依頼がくるようになるのがポイントです。
おっと~!
サンデーレーシングではないですが、社台RHのビジューミニヨン(栗東:吉村圭司厩舎)3月22日阪神3歳500万以下を武豊で予定です。
ちなみに吉村圭司厩舎
・2012年社台系クラブ馬の依頼ゼロ
・2013年社台系クラブ馬の依頼ゼロ
・2014年社台系クラブ馬の依頼ゼロ
2015年はレパードクリフ(吉田和子さん名義で社台系と言っていいだろうか?)レパードクリフは除外で騎乗出来ませんでしたが。。。今回はビジューミニョンの依頼がきた。
こーいうことが広まっていけば今後は明るいでしょうね。