春のうらら~の隅田川~♪
東京の下町で育ったせいか春が近づいてくると、この曲のメロディーと共に鼻からは鼻水が流れてきます。
小さなころから身近に隅田川が流れ、満開に咲いた桜の花が隅田川に散る。そんな光景をみて育ちましたから「春のうらら~の隅田川~♪」この曲はとても身近に感じます。
さて、先日キズナの京都記念を観戦してきたのですが帰りの新幹線の中で、ふとアノ曲が頭の中に浮かんできました。
「冬だからこそ聞きたい春の曲」今回はそこら辺を書いてみようかと。
武豊とキズナの狂想曲
狂想曲とは
ある出来事に大騒ぎしたり、盛り上がることを意味します(皮肉は込めていません)京都記念当日の京都競馬場はなかなかの盛り上がりでした。
ブログを書くようになってから、いったいどんな人たちが「武豊騎手のファンなんだ?」とか「キズナのファンってどんな感じ?」気になるので競馬場の中をリサーチしてました(笑)
今まで他の人がどの騎手を好きか?こんな事を気にしたことがありませんでしたから、不思議な感じです(ブロガーと言われる人になったのかな?ちょっと恥ずかしいですね(笑)
チラ耳
競馬新聞を読んでるフリして「チラ耳立てて」人の話を聞いてましたw
チラ見の耳ヴァージョンです。
過ごした時間はプライスレス
1Rのパドックから気合いの入ったオッチャン見つけたんです「今日はキズナが出るから気合い入ってんだ」とか言い出すわけですね。
おや?
コレだと思って、すかさずチラ耳ですよ。
オッチャンが1Rの予想を大きな声で話すんです。
話しかけて欲しいのか?
話を聞いて欲しいのか?
予想もなかなか良いこと言うんです(1Rワールドは飛ぶ1倍台の馬じゃない!買っちゃダメだ)なんて。
私もそんな気がしていたのでなかなかいい予想だなぁ~なんて聞いていたら、13番が穴だと聞こえるような大きな声で言ってるんです。
のりました。
のっかりました。
つっこみました。
1レースめから。
前日は京都観光をしていて、全く日曜日の予想などしていませんでしたから「まっいいか~」と予想にのっかりました。
レース後
あなたの落とした物は金の・
「お金です!」
オッチャンとは話をして3Rまでパドックからレースの流れw共に過ごした時間はプライスレス。まさか読者ではないと思う(楽しかったです。お世話になりました)
午後からチラホラとキズナとハープスターの話しをする人が増えてきた感じ。
意外なファン
意外に女性の方がキズナの話しをするんですよね~ハープスターの方が好きなんだろうと勝手なイメージを持っていましたが・・・そんなもんでしょうか?武豊騎手のファンなんだろうか?
結局チラ耳立てても何も分からずでした(笑)
いよいよレース!あの天皇賞・春から10ヶ月
(写真は天皇賞・春)
まだ遠い春の足音
結果はご存じの通り。
個人的には色々と難しい条件があるのは分かっていましたが、勝って欲しいなと思っていました。
競馬の予想と言うより願いみたいなもんですね。
願望です。
よく走っただけにおあずけをくらった気がして、まだダメなんだぁ~なんて。
冬来たりなば春遠からじ
If winter comes, can spring be far behind ?
イギリスのロマン派を代表する詩人シェリー「西風に寄せる歌」より
武豊とキズナのコンビに私はこの言葉をイメージしています。
思えば
このコンビ順風満帆ではなかった。ラジオNIKKEI杯で案外な競馬で続く弥生賞でも・・・
しかし春の訪れと共に期待が膨らんだ。騎手と共に冬を過ごし春の訪れと共に開花した。
そして去年、天皇賞・春から一気に冬へ。この10ヶ月は言うなれば長い冬だった。
このコンビには四季があるなぁ~なんて感じながら帰りの新幹線の中を過ごしていました。
聴きたくなったアノ曲
キズナが京都記念で春を運んでくると思っていましたが、まだ早かったようで今はおあずけの冬。
ただ、キズナの走りは春を予感させる走りで聴きたくなった曲はベートヴェンの春(ヴィバルディ四季の春ではないんだな~)
ヴァイオリン協奏曲「春」をアナリーゼする
アナーリーゼとはその曲の楽曲分析のことで、ベートーヴェンはどのような気持ちでこの「春」という曲を作ったんだろうか?
ベートーヴェンが難聴に悩まされながらも、むしろ明るく幸せな曲を数々作った。
辛く厳しい冬を乗り越えれば、その先に暖かな春。
今は冬かもしれませんが武豊とキズナに春が訪れる事を期待し、そのファンにもやがて暖かな春がやってくる。
そんな気がした京都記念でした。
その前にコパノリッキーが春を運んでくるかもしれませんね(笑)
寒い冬もそろそろ終わるんじゃない?