騎手にとっての武器ってなによ?え、「エージェント」だって?そんな夢のないことを・・・
先日のセレクトセールで、大きな夢を公言した馬主さんが現れましたよね。キーファーズなんですが、嬉しいことを言ってくれた。
購入した馬の血統も夢のある血統で、「あ~凄い血統だなあ~」と早くも来年のデビューを楽しみに待っている方が多いのではないでしょうか。
来年の今頃は気になってしょうがないですよね、「今なにしてんだ?いつデビューよ?」こんな状態だと思うんです。
そこで疑問に思ったわけです。武豊騎手が来年の2歳馬で他にも乗れそうな馬の候補ってか、凄い血統の馬っているのか?そしたら、大変なことだなと。
来年の2歳馬ということは、セレクトセール2014年(去年)に上場された当時の当歳馬も、来年2歳になるわけです。そこで来年の2歳馬をまとめてみる。
騎手にとっての武器は、やはり馬であろうと。どんな切り札、ジョーカー的な存在がいるのか?気になりますよね。
では、どうぞ。
武豊2016年の2歳馬の切り札Jokerを探せ!!
キーファーズ編2016年2歳馬
この画像は、2015年セレクトセールで取引された高額馬のリストです。
- 父ディープインパクト母サラフィナのオス
- 父ディープインパクト母コケレールのメス
今年のセレクトセールで話題となった上記2頭。
これに加えてこちらの馬も気になる
- 父ディープインパクト母マンドゥラのメス
落札者は坂東牧場でした。
坂東牧場名義での落札といえば、現2歳馬ラルクを購入した経緯を思い起こさせるわけですが、確証はないので、キーファーズの”可能性が高い”とだけ思っていればいいのかと。
名前を挙げた馬以外にも、キーファーズの所有馬である現2歳馬ストレインのように、庭先で取引された馬もいるのかもしれません。
あくまで現段階でのキーファーズの来年の2歳馬の見立てです。
武豊騎手が確実に騎乗できるだろうという馬が2頭。プラスおそらく、もう1頭で、合計3頭いるのが素晴らしい。
ノースヒルズ編2016年2歳馬
2015年セレクトセール初日の1歳市場では購入なし。
以下3頭は2014年セレクトセール当歳市場で購入した馬です。
- 父ディープインパクト母フレンチリヴィエラのオス
- 父ネオユニヴァース母フェスタデルドンナのオス
- 父ヴィクトワールピサ母バイザスポーツのオス
ノースヒルズがセレクトセールで購買した馬は3頭ですが、メインは自家生産馬になりますから、この馬3頭プラス自家生産の馬たちになります。
そこで自家生産の来年2歳になる馬の紹介。生産頭数も多いので何頭かピックアップしていきます。
- 父ディストーテッドヒューマー母ヘヴンリーロマンスのメス
- 父ステイゴールド母アジアンミーティアのメス
- 父ステイゴールド母ルシュクルのメス
- 父ルーラーシップ母ラナンキュラスのメス
- 父ハーツクライ母スティーリンキッシーズ
まず牝馬の注目馬として5頭ピックアップしました。
この中では、ヘヴンリーロマンスの配合相手がディストーテッドヒューマーということで、あまり聞きなれない種牡馬ですよね。2008年には非常に高い評価を受けていた種牡馬で種付け料は30万ドルほど。
ストームキャットや現在活躍しているタピットなどと同等の評価を与えられていました。近年では種付け料が、だいぶ落ち着いてきていますが、大物を輩出するだけのポテンシャルを秘めています。
2番から5番までの馬は、日本のトップクラスの種牡馬の産駒です。
ルーラーシップ×ラナンキュラスの産駒に注目していて、血統が武豊ブランドです。
日本でG1を勝っている馬が多数いる血統で、あまり血統に詳しくない方でも、「あ~この馬の名前聞いたことがある!」名馬が目白押しの血統かと思います。武豊騎手のファンとしても、馴染みが深い血統ですよね。
さて、続いてオスの紹介。
- 父ディープインパクト母ラヴェリータのオス
- 父ディープインパクト母バイコースタルのオス
1番ラヴェリータの父はアンブライドルズソングで、父ディープインパクトと相性が良い。ラヴェリータ現役時代の成績は優秀で、繁殖としても期待したいですね。
2番バイコースタイルの産駒といえば、現3歳馬のティルナノーグ。来年は全弟が期待の1頭です。
※来年はビリーヴの産駒がいないようです。
まとめ
キーファーズがセレクトセールで超良血馬をセリ落とした事によって、来年までワクワクできるようになった。楽しみが広がりました。ノースヒルズは武豊騎手にとって当然欠かせません。
紹介した馬主さんの所有馬には、今年の秋以降にデビューを予定している楽しみな現2歳馬もいる。
こうやって考えてみると、武豊騎手の武器になりそうな馬の層が、かなり厚くなってきた。今年の秋から来年まで、ワクワクできそうな馬たちが控えています。
【余談】
このシリーズは、あと1記事を予定しています。とうぜん、アノ馬主さんの所有馬も紹介しておきたい。